「年老いた毒親」と言う
蟻地獄から逃れる為に、
親子関係の考え方と、
行うべき2ステップを書いてみました。
自分の人生を取り戻す為に
必死で毒親と距離を取ったのに
年老いた毒親が何とかして
あなたを引き戻そうとする・・
毒親の元に帰れば
自分が苦労するのは分かっているのに、
それでも年老いた親を完全に
無視するのを躊躇う自分が居る・・
そんな人に読んで頂きたいです。
目次
頑張って毒親を捨てたのに・・老いた母がすり寄って来る
40代で現在独身の女性です。
子供の頃から母親に苦しめられて来ました。
自分の離婚と鬱病を機に
母親と別れる決心をして
1人で頑張ってきました。
母親から離れて、
やっと心が平穏になったと思っていたのに・・
父が死んでから、年老いた母が
頼って来るようになりました。
「アンタが家の掃除をしてくれないから
病気になってしまった。」「自分さえ良ければ
親が困っていてもいいの?」「お金が足りない。2万円送って欲しい。」
「アンタにどれだけお金をかけたと
思ってるの!」と 電話口で喚きます。
一生懸命1万円送っても・・
「こんなんじゃ全然足りない。」
「別々に住んで無駄にアパート代を
払うより、 実家に戻ってきて欲しい。」「体が痛い親をほっとくなんて
アンタは親不孝!」と、電話がかかって来ます。
自分が好き放題に
だらしなく暮らしてきたクセに
その尻ぬぐいをさせようと
しているのです。
でも・・
実家に帰ったら鬱病が
再発するのは目に見えているのに
「帰ろうかな」と思う自分も居ます。
このまま母親が急に
亡くなったら後悔してしまいそう・・
そんな心配をしているのです。
あなたは親不孝ではない
あなたは既に充分、
人生を母親に捧げてきました。
実家に帰らないからと言って
親不孝ではないです。
心配されている様に
お母さんが急に亡くなれば
きっと後悔はするでしょう。
けれど
それを恐れてお母さんと同居すると
「後悔」以上の苦しみが襲ってきます。
親の老いという罠に対して、行うべき2ステップ
確かに親の老いや病気は
毒親育ちにとって大きな問題ですね。
やっと手に入れた自分の人生を
もう1度奪われる可能性が高いのです。
母親は親戚達を使って
あなたを取り戻そうとするかも知れません。
「お母さんを何とかしてあげて。」
「いつまでもお母さんに意地を張ってないで
いい加減大人になりなさい。」
事情を知らない人達は
そんな事を言うでしょう。
でも、よく考えて下さい。
あなたに電話ができるお母さんなら
他の人にも電話できます。
自分で自分の事を何とかするだけの力は
まだ有るのです。
お母さんが今、困っているとしたら
それは貴方のせいではなく
お母さんの生き方のせいです。
そこの所が心の中で
「本当に」ハッキリしていれば
お母さんの手伝いをしたって構いません。
けれどもし、ほんの少しでも
「お母さんが困っているのは私のせいだ」
と思う気持ちがあるのなら
近づくのは止めた方が良いかも知れません。
今後、お母さんが生きているにせよ、
死んだ後にせよ、
世話や後始末をする事にはなるでしょう。
けれど、今は未だその時ではないようです。
今、貴方がやるべき事は下記の2ステップです。
- お母さんが困った時に 電話すべき相手
(例えば公的機関。 間違っても貴方ではない!)
の電話番号を はっきりと大きく紙に書く。 - その紙を実家の壁に貼り付け、
そして長居せずさっさと自分の家に戻る。
毒親の老い・・それに対する考え方
もう1言お伝えしたいのは
毒親育ちであろうと無かろうと
誰でも親との関係には
後悔は残るもの・・と言う事です。
毒親育ちだから親との関係に
後悔が残るのではないのです。
もちろん辛さの大きさに差は有りますが
もともと親子とは後悔の残るものなのです。
けれど、親の事で自分を
責め過ぎてしまうのは
まだ、毒親からの洗脳が
解けていない可能性が高いです。
自分の人生は自分が作る物、
親の人生は親が作って来た物、
と言う事を忘れないで下さいね。
老いた親の暮しに心が辛くなる気持ちは
誰にとっても自然な事ですが、
毒親の人生の責任まで
あなたが取らなくても良いのですよ。
もしもあなたが
どうしても親の暮らしの全責任が
自分にあるような気がする場合・・
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まず自分が幸せになって、
余った力で親の心配が出来るあなたに
なって欲しいな、と思います。
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