保護観察付きのヤンママ その子育て

子育て

 

いかがお過ごしですか?

先日から、書いている

ヤンママについて

今日も書いてみます。

 

先日の記事はこれです。

 

名古屋からやって来た彼女が 私に教えてくれた子育て

目次

中学から登校拒否と家出、食事は万引きで。

家の近所にヤンママがいて

私と彼女は13歳違いでした。

出会った事はまだ19才だったと

思います。

 

年は随分違うけど

私の第1子と

彼女の第2子が同い年で・・

 

お互いの家を行き来して

仲良くして貰っていました。

 

彼女は中学から登校拒否、

そして家出をしたそうです。

 

万引きで食糧を調達したり

夜はデパートの屋上に

隠れて寝たりしていた

と聞きました。

 

頭が痛くなるから

本は読まない

と言っていました。

 

ですから育児本も

1冊も読まないのです。

 

ヤンママの子育て。その才能

けれど 彼女のすごい所は

自分の子供を

じっと見るという事でした。

 

子供は

この動きが出来るようになったら

次はこれ、

これが出来るようになったら

次はこれ。

 

そんな風に

自分が17歳の時に産んだ

上のお姉ちゃんの時の経験を

全部覚えているのです。

 

力持ちで

いつも片手で子供を抱いて

とても上手に

子育てしていました。

 

 

寝起きでグズる息子に困っていた私

私の息子が1歳になる頃、

寝起きが

とても悪かったのです。

 

相手をするのに

時間が掛かって大変でした。

 

「起きたらずっと泣くから

 困るよ・・」

と私がこぼすと

彼女はこう言いました。

 

「ゆうちゃんはね、

 外郎がすごく

 好きみたいだったよ。」

 

「普段 あんまり

 ご飯食べないのに

 外郎を近づけると

 パッと口を開けたよ。」

 

「外郎を小~さく切って 

 タッパーに入れといて

 お昼寝から起きたら

 すぐ口に入れてみたら?」

 

 

へええ、そうなのかな?

藁にも縋りたかった私は

彼女の言うとおり

外郎を準備しました。

 

そして・・

息子の寝起きに

外郎を口に入れてみたのです。

 

素晴らしい!!

魔法のようでした!

 

息子はむぐむぐ口を動かし、

またパカっと

小さい口を開けて

次の外郎を待っていました。

 

こうして息子の

寝起きのぐずりは

1発解決したのです。

 

私はますます

彼女を尊敬しました。

 

ヤンママの告白「保護観察の理由」

仲良くなってすぐ、

私に教えてくれたのは

自分にはまだ保護観察が付いている、

という事でした。

 

私が、誰か他の人から

その保護観察の話を聞く前に、

自分から伝えたかった、

と彼女は言いました。

 

「え?保護観察?

 何したの??」

と驚いて訪ねると・・

 

「子供ができる前、

 ガス爆発で死に損なった」

 

「一緒に死のうとした男は

 顔がぐちゃぐちゃになったけど 

 生きてるらしい」

と怖いことを言いました。

 

・・・ってことは 

この子らのパパではないのね。

 

私には想像もできない人生を

歩んで来たんだ・・・

 

「彼氏?」と聞くと、

「いや、違う」と言いました。

 

「なんでそんな事をしたの?」

 

「その男が 一緒に死んでくれって

 言うから。

 うん、いいよって・・」

 

グレたのには理由が有ったはず

彼女は一体全体

どんなふうに

育ってきたのでしょう?

 

でも、

それを聞いては

いけない気がしました。

 

「大変だったんだねぇ」

と言うと

彼女は「んふっ」

と可愛く笑いました。

 

歳は若くても

母親としては私よりも先輩で、

子育ての上手な

頼もしい彼女でしたけど・・

 

私はその時

彼女の事がとても

愛しく思えました。

 

同時に

彼女のこの爽やかな生きる力は

いったい誰が与えてくれたのだろう

とも思いました。

 

彼女がまだ幼い頃

心から彼女を愛した人が

きっと居たはずです。

 

誰にお礼を言えばいいのか

分からないけど、

心の中で

「ありがとう」と思いました。

 

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