いかがお過ごしですか。
今日もこのブログに訪れて下さり
ありがとうございます。
家の近所にいた
13歳年下のヤンママについて、
以前記事を書きました。
目次
中学校は不登校だった彼女
私は33歳、彼女は20歳。
とても若くて頼もしい彼女から
私はいろんな事を
教えて貰いました。
彼女は中学校は
不登校でしたから
家庭科なども
習っていません。
それでも子供達の洋服を
手作りしていました。
私は中学校にちゃんと行ったので
家庭科でパジャマ等の作り方を
教わりました。
身体のサイズを
メジャーで測って
それにゆとり分を足して
型紙を作り・・
縫い代だとかを考えて
布を裁断。
洋服作りは
面倒臭いと思っていました。
自由な発想で暮らしを楽しむヤンママ
でもヤンママは
安い布地を買ってきて
床に広げ、
その上に子供を大の字に寝かせて
マジックで身体の輪郭を
布にぐいぐい書きます。
子供達はゴロンと
布地の上に寝転がり
嬉しそうにキャッキャと
笑っていました。
マジックの黒い線で
布を裁断し、
それを縫い合わせて
スポっと子供に着せます。
襟ぐりが小さすぎて
頭が通らなかったら、
前身頃を縦半分に切って
カーデガンにしていました。
そのままだと
ほつれるので
100均で可愛いテープを買ってきて
それを縫い付けるのです。
その洋服が
とっても可愛いく、
何より彼女も子供も
楽しそうでした。
そんな風にして
彼女は子供達の
水着や帽子、ズボンなんかを
どんどん作るのです。
私は自分の考え方や子育てが、
とても狭く堅苦しかった事を
知りました。
ヤンママの子育て・・万引きは心が痛むの。
また、彼女は正直な人でした。
取り繕ったり
知ったかぶりは
しませんでした。
それは
自分の子供に対しても
そうでした。
「ママは全然知らないの。
ナル君、勉強して賢くなって
ママに教えてね。」
と、子供に時々言っていました。
そして、私に
こうも言っていました。
「子供が大きくなったらね、
絶対万引きはしちゃダメだって
教えるつもり」
「万引きするとね、
ずうううっと、ずううっと、
心が気持ち悪くて・・」
「そのせいで、
ますます悪い事をしちゃうの。」
「ママは子供の時に万引きをして、
心がずっと痛いから、
あなたは万引きは絶対しないでねって
教えるつもりなの。」
ヤンママは本を読まないので
実体験だけが
考え方の拠り所です。
だから言う事に
迫力と真実味があります。
どこかの本で読んだような
中途半端なことは言いません。
私が言う
「万引きはダメ」と
彼女が言う
「万引きはダメ」では
言葉の重みが全然違います。
私は彼女から
「誰に対しても
自分の失敗を隠さない事、
いつも正直でいる事」・・
その勇気と爽やかさを
教えてもらいました。
引っ越した後 会わないでいるうちに・・
でも、私が引っ越して
暫く会わないでいる間に
彼女は居なくなって
しまいました。
ずいぶん歳上だった
旦那さんと離婚し、
子供2人を連れて
故郷に帰ったという噂です。
もともと、
トラックの運転手である旦那さんに
名古屋でナンパされて、
そのままトラックに乗って
やって来た人でした。
育児で大変だったころ
彼女は私の1番の友達で、
私の考え方を
拡げてくれた人でした。
また会いたいな、と思います。
彼女なら
きっと今も
幸せで暮らしていると思います。
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