私は毒親ですか?そうなる事を避ける為の行動と心構え

子育て

親子関係はとても難しい物。
私の子育ての失敗談を交えて
自分が毒親になるのを防ぐ方法と
心構えをお伝えします。

目次

良いママになれると思っていた

私は子どもを授かるまで、
自分はきっと良いママになる
と思っていました。

 

子どもの気持ちを考えて、
子どもの目線になって
子どもの心を大事にしていく・・・
そんなママになれると 信じて疑わなかったのです。

 

子どもを産んで20年以上経って
甘かったなあとしみじみ思います。

 

もともとが自分はそんなできた人間ではないし、
親の影響力が子供にとって
どれほど絶大なものなのかも
その頃は知りませんでした。

 

恐ろしいことに子供が幼児の頃は
自分は良いママだと信じていたのです。
優しくて、子どもの心を
大事にしているつもりでした。

反抗期になってNOと言われる

子どもが成長し、発言力や自信ができてくると
「僕は本当はこう思ってこうしたかったのに
お母さんが絶対に許してくれなかった」と
本人の口からはっきりとNOと告げられます。

 

例えば私は子供を
公文に入れていました。
公文は週に2回教室に通い、
教室でプリントをします。

 

授業料だって我が家にとって
安くはなかったし
送り迎えは大変でしたが
小学6年生まで続けました。

 

サボらず続けたお陰で
やめる時には
高校生くらいのプリントをやっていて
中学校に入ってからも成績は良かったです。

 

私は「大変だったけど続けさせて良かった」
と思っていました。

 

でも・・子供は
「死ぬほど嫌」だったのだそうです。

 

いくら辞めたいと私に訴えても
私は辞めさせてくれなかったと
反抗期になった子供から
苦々しい顔で告げました。

 

確かに何度も「もう、やめたい」と
子供は言っていました。

 

でも私は
「頑張って!あなたなら
 きっとできるよ。」とか
「すごくできたね!良かったね!」とか

 

大人の説得テクニックを駆使し、
だましだまし続けさせていたのです。

 

時には
「自分でやるって言ったんでしょ。
 やめるなんてダメ!」と
頭ごなしに叱った事も有ります。

 

その時、子供は全然
納得していなかったのです。

 

でも、こんなに憎々し気に
文句を言われるほど辞めたかったなんて
私は想像もしていませんでした。

 

意地悪をする気は無かったし
中学生になれば必ず役に立つと信じ、
自分としては精いっぱい
協力していたつもりでした。

 

性格の強い子供でしたから、
本当に嫌なら泣いてでも辞めるはず・・
とも思っていました。

 

でもその頃の子供の年齢では
「それでも嫌なんだ!」
と繰り返し親に言うだけの
エネルギーは育っていなかったのです。

 

 

自分の言葉が
そんなにも子供にとって
絶対的なものだとは
思っていませんでした。

 

我が家は子供達が反抗期になっても
ぐれるとか、登校拒否になるとか
万引きするとかは
ありませんでした。

 

それでも母親に対する視線は
3歳ぐらいの時から
かなりシビアであったことが
反抗期を迎えた本人の口から説明されました。

 

「小さな頃から、
 そんなことを考えていたのか・・」
と驚きました。

 

反抗期の子供は親に対して
憎しみをぶつけて来る事も有ります。
でも、その言葉には
一理も二理もあるのです。

未熟な母親が絶対的な力を持つと・・

私は子供を産んで、
彼らが小さい頃には絶対的に頼られ、
命がけで必要とされていたので
いい気になっていたのです。

 

子育て中は必死過ぎて勘違いしていました。
親と子であっても
ただの人間対人間だということを 
忘れていたのです。

 

こんな私が子供を育てるのですから
立派な母親になんか
なれるわけがありません。

 

未熟な人間が
ほんの短い期間だけ、
子供に対して絶対的な力を持つ・・・
そしてその力に何十年も執着する・・・

 

考えると恐ろしいことです。

 

私は毒親ではなかったか?

子育ては本当に難しいですね。

 

私は子供にとって
絶対に毒親ではなかったか?
と自分に問いかける事があります。

 

「毒親ではなかった」と
言い切る自信は有りません。
今になって子供達に
申し訳なく思う事もたくさんあります。

 

そしてもう1つ言いたい事は
「私の子育ては大丈夫!」と
自信満々なお母さんは、
自分を振り返る事をしませんから
本当に気を付けるべきだと言う事です。

 

その理由については
長くなり過ぎるので
別の機会にブログなどに
書いてみたいと思います。

子供がNOと言ってくれたから気付けた事

子供の心が育ち
きちんと反抗してくれて
本当に良かったと思います。

 

「反抗」と言う言葉を使いましたが
正確には「自己主張」です。
親に反抗しているのではなく
自分はこう思うんだ、と
意見を述べているだけです。

 

その主張には
未熟な部分もあると思いますが、
道理の通った事がほとんどです。

 

私が子供達の心を
傷つけた事が何度も有ったのだ、
と子供達は教えてくれました。

 

「それにはこういう事情が有った」とか
「私の状態がこうだった」とかは
子供達には関係の無い事だし、
何もかも あからさまに言うには
憚られる事も有るから、

 

ただ「ごめん」と謝って
悲しい気持ちで子供達の主張を
受け止めた事も有ります。

 

よく「反抗期の無い子供は危ない」
と言われますが、それは
反抗も出来ない程 力ずくで
親が子を抑え込んでいるなら危ない、
と言う事だと思います。

子供が親を捨てる時・・毒親にならない為の最後の仕事

子育ての目標は
子供が親から離れて生きて行く事が
出来るようにする事です。

 

そして親から離れるのは
子供側の仕事です。
親からは出来ません。

 

子供が成長し、自信を持ち、
「もう、親がいなくてもやっていける」
そう思った時に子供は
親から離れていきます。

 

そこまで子供が成長した事を喜んで
寂しくても我慢して手を離すのが
親の最後の仕事。

 

それが自分が毒親にならない為の
大事な条件なのです。
親はもともと捨てられる物。
それを忘れてはいけないと思います。

 

ただ我が子の親の捨て方が、
出来れば礼儀正しいもので
あってくれれば良いな、と思います。

 

そういう礼儀正しい扱いを受ける
価値ある親になりたいと思います。

 

後は子供が、充実して
暮らしてくれる事を祈るだけです。

 

それでもどうしても困って
ふと親の事を思い出した時は
いつでもどんな時でも
全力で受け入れられるように
私自身が幸せでいなくては!と思います。

 

親になるというのは
本当に大変な事です。
けれども子供がいるからこそ
与えて貰える気付きは宝物です。

 

捨てられる幸せは
親が子に捨てられる時だけに
感じられる幸せです。
寂しい、誇り高い幸せだと思います。

 

それを喜べる親でありたいと思います。

 

親子関係で辛い気持ちを
抱いている人はぜひご相談下さいね。
子育ての経験も有るし、
親捨ての気持ちも分かります。

 

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