吉方引っ越し/凶方引っ越し・母が大人になった娘にしてあげられる事

子育て

目次

大人になった娘との親子関係

私は男の子と女の子を1人ずつ生みました。
同じ赤ちゃんでも
性別によって抱き心地が
全然違うように思います。

女の子は赤ちゃんのうちから
体がフンワリ柔らかくて
下半身がポテっと重く
抱っこしている私の身体に
ぴったりと寄り添って来る感じがしたものです。

娘は生まれた時から
髪の毛が多く、
フワフワとした天然パーマでした。

薄いピンクやオレンジ色の
明るい色のお洋服を着せて
夜寝る時は柔らかい髪を撫でながら、
ずっと抱っこして寝付かせて
私なりに大事に育てました。

幼稚園に上がる頃には
たくさんの縫いぐるみを集めて、
その1つ1つにティッシュとかハンカチのお布団を着せて、
ヨシヨシと面倒を見て、
それから自分が布団に入るような子でした。

小学校に入る辺りから
娘は自分の好みがハッキリしてきて
私が勧める女の子らしい服を
嫌がる様になりました。

フワフワだった髪もショートにし
青や緑のシャツしか着なくなりました。

ズバズバ意見は言いますが
それは大概 公正なものなので
お友達からは信頼されているようでした。

娘の長所は分かっていながら
それでも私は馬鹿な親なので
「もうちょっと可愛い子ぶったら良いのに」
とハラハラした事もあります。

時が経ち・・
娘は想像以上にたくましく育ちました。

表面上は人に合わせますが、
嫌なものは嫌、とハッキリ線引き出来るのは
娘の長所だと思っています。

自分が人と違っていてもヘッチャラで、
孤独を恐れない人です。

そんな風に娘は成長しました。

大学入学で都会の独り暮らし 吉方引っ越しで快適に!

大学進学では 娘は
都会に出たいと言い、
彼女の希望する所へ
進学する事に決まりました。

その時 私は九星気学で吉方位を出し、
できるだけ彼女が
吉方引っ越しするように
少しだけアドバイスしました。

新居は娘が自分で選ぶ時間が無かった為、
私に一任され・・

本当は寮に入って欲しかったのですが
「学校でも暮しでも、学校の友達と
ずっと一緒は無理」と言うので
大学から少し離れた所に部屋を決めました。

セキュリティーのしっかりした部屋を探して、
何軒か見て回りましたが
私が娘の今の部屋を選んだ理由は
部屋から桜並木が見える、と言う事でした。

しっかりした、心の強い娘だけど
始めての独り暮らしで
寂しいと思う事も有るかも知れない。

けれど娘の性格からしたら
親に「寂しい」と
泣きつくような事はしないだろう。

1人暮らしの最初の頃に
綺麗な桜が咲いているのを見たら
寂しいと感じる事も
少ないかも知れない。

そんなふうに私は考えたのでした。

就職の為の引越し方位

この春、娘は無事大学を卒業して
社会人になります。

彼女は都会で就職する事に
決めました。
私は子供の決断は
全面的に応援する事にしています。

今、私は彼女の引越しの手伝いの為に
娘の所に来ていますが、
今回はどうしても吉方引っ越しは無理で
残念ですが凶方を踏むことになりました。

しかしこの就職や引越しは
彼女が自分で選んだ事ですから、
きっと自分で何とかやっていく事でしょう。

でも、彼女が頑張った事が
できるだけ報われるように
私も九星気学の知恵を使って
凶作用を抑えてあげたいと思っています。

氏神様へのご挨拶は開運の基本

私は娘の住むところの氏神様に
ご挨拶に行かなきゃと思いながら
家から遠距離である事を理由に、
それを伸ばし伸ばしにしてきました。

でも今回、やっとお参りする事ができました。

娘も誘ったのですが
「私はやめとく」と言うので
私1人がお参りしてきました。

「4年間、娘をここに住まわせて頂いてありがとうございました。」

「無事に過ごす事ができ、この度 大学も卒業いたしました。」

「本当にありがとうございました。」

娘の部屋から氏神様への道は
川の横にズラリとならぶ
桜並木の下をくぐる様に続いていました。

お天気も良いので、
散歩を楽しむ気持ちで
テクテクと歩いての往復です。

桜の蕾はまだまだ固く、
私はこの見事な桜並木の満開を
実際に目にする事はもう無いでしょう。

けれど年に1回、
娘はこの桜並木の満開を
きっと楽しんでくれたと思います。

桜にはたくさんの思い出が有りますが
そのほとんどが子供の成長と共に
思い出されます。

子供に言いたかった事、
言えなかった事、
言うべきだった事、
言うべきではなかった事。

子育ては迷いの連続です。
いろんな失敗もたくさんしてきました。

それでも子供達はまあまあ、
私を許してくれながら
成長してきたのだと思います。

年ばかり取り、
見た目も老いてきたのに
いつまでも心の未熟な自分。

そんな私でも
なんとか子供が独り立ちするまで
育て上げる事ができました。

娘には師匠から伝授された
方位除けをきっちりしてあげて・・

あと、私が出来る事は何も無いです。

自分の人生を、自分が好きなように
作っていって欲しい。
生きている事は素晴らしい事。

楽しい体験も辛い体験も
良い体験だと思います。

桜の幹や枝の灰色がズラリと並ぶ
日当たりの良い道を歩きながら
これで良い、これで良い、と
思いました。

私よりも体力も能力も心も
強くなった娘です。

どうぞ彼女がたくさんの幸せに
気付ける人になれますように。

満開の桜と共に
噛み締める様な思い出が
彼女にもたくさん出来ますように。

私が彼女にしてあげられる事は
もう、ほぼ終わってしまいました。

どうぞどうぞ、元気でね。
いつも、それだけを願っています。

吉方引っ越しをしたい人へ

九星気学は方位を大事にします。
愛する人に吉方引っ越しをさせてあげたい人は
鑑定をご依頼下さい。

引越しは九星だけでは見ません。
せめて凶方を踏まない様に
さりげなくサポートしてあげて下さいね。

どうしても凶方位を踏まざるを得ない人にも
方位除けの方法は有りますので
是非ご相談下さい。