親を在宅介護から施設に入居させたが、それでも続く辛さ・・気力をどんどん吸い取られる!

介護問題

老人ホームに毎日通うのが辛い

Yさんは50代の女性です。

 

Yさんは毎日、老人ホームの
お父さんに会いに行きます。

 

ある日Yさんが 私にこう言いました。
「老人に会いに行くと
 元気とか、気力とか
 吸い取られる気がする。」

 

その気持ち、物凄くよく分かります。
それでも行かずには
いられないんですよね。

 

そして行く度に 
気力も元気もなくなって、
自分が抜け殻みたいな気が
してくるんですよね。

 

Yさんは言います。
「とても疲れる。」
「家で介護していた時よりも 
 気力の無くなり方が激しいの。」

 

親を老人ホームに居れて
老いというものを
かえって冷静に観察できるように
なったからかも知れないですね。

 

老人に会うたびに
「あなたもこうなるよ」
「あなたもこういうふうに 朽ちていくんだよ」
と、意識せずにいられないのです。

 

親の老いていく姿、消えていく能力に
自分を重ねあわせて
親の姿が、自分の未来そのままのような気がして
生きているのが虚しくなってしまうのです。

 

辛いのに毎日老人ホームに行く理由

右も左も分からず介護をしていた時は
「時間も体力も無い。誰も助けてくれない」と
ただただ必死だったのだと思います。

 

今、お父さんはホームに暮らしていて
Yさんが毎日ホームに会いに行かなくても
困る事は有りません。

 

けれどYさんは毎日ホームに通っては
疲れ果てているのです。

 

「どうして毎日行くの?」と尋ねると
「だって、いつ死ぬかわからないじゃないの。
 行かなかった日に死なれたんじゃ
 夢見が悪いと思うの。」

 

「それに私が10分でもホームに着くのが遅れると
 父は入口の所で怖い顔をして待っていて
 ものすごく文句を言うから」
と Yさんは言います。

 

だから、ホームには毎日
行かなければいけない・・と。

 

私にも経験が有るからよく分かります。
年老いた父親はYさんに依存していて、
もしかするとYさんも父親に
依存しているのかも知れません。

 

きっとお父さんはホームで寂しいのでしょう。
その辛さに自分が立ち向かうのではなく
Yさんに当たり散らす事で
解消していらっしゃるのだと思います。

 

今の父親の状況は父親自身が積み上げて来た物

お父さんはいつも威張っていて
人の失敗を大喜びする人だから
Yさんの子供達も
お爺ちゃんの事が嫌いです。

 

Yさんのお父さんの周りに
人が集まらないのは
お父さんの言動が原因なのは
間違いないと思います。

 

そんなお父さんの積み上げてきた現状を
Yさんは自分1人が何とかしようとして
疲れてしまう、という面も
有るかも知れないですね。

 

誰でも寂しい時は有ります。
老人であろうと、若者であろうと。

 

Yさんのお父さんが
自分の寂しさを自分で受け止めるのは
当然の事です。

 

Yさんは自分の心がズタズタになる程
我慢してお父さんの所に
行く必要は無いと思います。
今まで、本当によくやって来られました。

 

訪れなかった時にお父さんが
亡くなったとしても その時はその時。
Yさんが自分を責める必要は
全然無いのです。

 

それよりも今、自分が健康で
何処にでもいけて 何でも食べれる事に
感謝して、
自分の生活を楽しんで下さい。

 

私も経験が有るから分かりますけど
老人ホームに行くと
確かに気が滅入ります。

 

一旦凹んだ気持ちが回復してから
次の訪問をした方が良いですよ。
そうしないとYさんの心が
少しずつ少しずつ死んでいきます。

 

お父さんの事は放っておいても大丈夫!
まず、Yさんが元気になって下さい。
元気になって、気持ちの余裕が有る時だけ
お父さんを訪問したら良いと思います。

 

お父さんが「なぜ来なかった?!」と
怒っても良いじゃないですか。
毎日行っても どうせ怒られるんですから。

 

理不尽に怒られる回数は 少ないほど良いです。

 

滅入った気持ちがどうしてもぬぐえない時は
相談して欲しいと思います。

 

 

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