いかがお過ごしですか?
このブログを訪れて下さって
ありがとうございます。
介護するお母さんよりも
その傍にいるお父さんとのことで
悩んでいらっしゃる方のことを
書いてみます。
目次
予想に反してお母さんが先だった
30代女性、M子さんのお話です。
実家のお母さんが
病気で倒れてしまいました。
お父さんは
手足の効かなくなったお母さんの介護と家事を
自分の使命であるかのように、
頑張られていました。
お母さんがお父さんの介護をするならまだしも
家事などしたことのないお父さんが
介護も家事も担当するなんて、
M子さんはご両親のことが心配でした。
ご両親が心配だから
M子さんは月に1回ですが
片道200㎞以上の道のりを運転して
3歳の息子さんを連れ、
実家に帰っています。
主婦でなければ
なかなか気づかない
細々とした家事を
実家に帰って片づけていました。
賞味期限の切れた食品を捨てたり、
おかずを作り置きしたり、
シーツやカバー類の洗濯、
季節ごとの衣類の入れ替え・・
やることは山ほどあります。
でも・・・
M子さんが実家に帰ると
お父さんの機嫌が悪いのです。
不機嫌なお父さん
お父さんは
「義理人情振りかざして
親の世話をしに帰ってきて、
気分がいいか?!」
と怒鳴ります。
M子さんは帰る度に
お父さんに暴言を吐かれたり、
嫌味を言われたりして
とても傷つきます。
帰れば必ずお父さんに嫌な事を言われ
自分が悲しくなるのが分かっていても、
M子さんは両親の暮らしが心配で
やっぱり毎月 実家に帰っているのです。
「母の病気も悲しいけど
私は父の言葉の方が
ずっと辛い。」
「もう、実家には行かない方が
いいのかな・・・」
と仰いました。
こんなに頑張っているのに。
小さなお子さんを連れて
お父さんとお母さんの役に立とうと
頑張っていらっしゃるM子さんです。
せめてお父さんに
「ありがとう」と
言ってもらいたいですよね。
M子さんは自分の悲しい気持ちで
心がいっぱいです。
そしてたぶん、
お父さんも悲しい気持ちで
いっぱいなんだと思います。
お父さんは毎日
一生懸命家事をしていらっしゃいます。
M子さんと同じくらい
頑張っていらっしゃるのでしょう。
夫婦2人の生活を維持するために
残りの人生を
慣れない「家事」に費やしているのです。
お父さんの気持ち
1か月に1度
娘が子供を抱えて家事をするために
通ってくれることを
お父さんは有難く思っておられるはずです。
けれど一方では、
毎日毎日自分が頑張っている家事の
足りないところを
娘がどんどんこなしていくのを見ると
悲しくなってしまうのかもしれません。
お父さんはきっと
周りに迷惑をかけないように、
真面目な人生を
歩んでこられた人なのでしょう。
私は、M子さんの悩みや悲しさは
M子さんの言葉1つで
きっと解決すると思います。
似たもの父娘
お父さんも、M子さんも
真面目な 立派な人同士です。
ほんのちょっとだけ
思いやりの与え方と受け取り方が
不器用なのかもしれません。
お父さんとM子さんは
とてもよく似ていますね。
それは 傍で見ているお母さんも
とっくに気づいていらっしゃるでしょう。
M子さんの優しい気持ち、
お父さんの張り詰めた責任感が
うまくかみ合いますように。
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