たった1人で、たくさんの荷物を抱える人へ

介護問題

 

いかがお過ごしですか?

このブログを訪問してくださり、

有難うございます。

 

今日は

たくさん人生の荷物を抱えた方のことを

書きたいと思います。

目次

職場でも家でも頼られる人

名前は仮に

恭子さんとさせて頂きます。

恭子さんは50代女性。

頭の良い人です。

 

長く1つの職場で頼りにされ

バリバリと働いていらっしゃいます。

 

ご主人はマイペースな人で

家のことは全て恭子さんにお任せ。

退職後は趣味の釣りにふらりと出かけて

好きな時間に帰宅されています。

 

次から次へと・・

恭子さんのお父さんは心臓が悪く

入退院を繰り返しています。

 

お母さんは認知症です。

そしてその妹、恭子さんの叔母さんも

同じ病気です。

 

叔母さんは独身なので

仕事を定年してから

お母さんを頼って

近くに引っ越してきました。

 

そして

姉妹2人揃って認知症になり、

今は恭子さんが面倒を見ています。

 

そうした時

30歳になる息子さんが

仕事を辞めてしまいました。

 

ご主人は

仕事を辞めた息子さんに対して

イライラし、

父と子の仲は上手くいっていません。

 

調整役は恭子さんです。

 

たくさんの仕事が降ってくる人の共通点

時々、恭子さんのように

いろんなことを

背負っている人が

いらっしゃいます。

 

私がお会いした中では、

その方たちの共通点は

「仕事ができる」

ということです。

 

まるで神様が

「お前ならまだやれる。」

と、どんどん負荷を

掛けているようです。

 

実際、そういう方達はそれらを

全てこなしていらっしゃって

すごいな・・・と尊敬してしまいます。

 

あなたにとって1番大切な事は?

でもできれば、

1つずつ荷物を降ろせたら

良いんじゃないかと思います。

 

恭子さんが1番心を痛めていることは

何ですか?

 

何でもできてしまう人は

何が1番自分に大事か、

意識しないことが

多いような気がするのです。

 

忙し過ぎて

それを見極める時間も

なかなか取れない事もありますよね。

 

でも、ちょっとだけ立ち止まって

何が自分にとって1番大事なことなのか、

自分に尋ねてみるのも良いかもしれないです。

 

その1番大事な事だけは

自分がしっかり向き合って

引き受けていく。

他の事は人の力を借りて行く。

 

そういう方法も、あるかもしれません。

 

大事に思われ、愛されているあなた

「自分がやらないと

他にはやる人がいない」

と仰る方もいます。

 

でも周りを見回してください。

 

恭子さんが周りの人を大事に思い、

その人たちの役に立とうと思っているのと同じように

恭子さんを心から大事に思っている人が

何人もいらっしゃいます。

 

周りの人に

たくさんの愛を与えてきた恭子さん。

他の人からの愛も、

受け取ってあげてください。