年末 大晦日に気付いたゾクっとする話

介護問題

いかがお過ごしですか?

このブログを訪れて下さって

ありがとうございます。

 

今日はハッと気づいて

そしてゾッとした話を

書いてみます。

 

目次

家事は「完成、終了」の無い仕事

この大晦日、

大忙しで過ごされた人も

多いと思います。

 

家事はいくらでもやることが

ありますね。

「完成」という区切りの無い

仕事です。

 

家の中は整っていて当たり前。

誰も褒めてはくれないけれど

家事は終わりの無い仕事です。

常に時間は足りません。

 

 

家事はやらないなら

やらないなりに

日々過ごしていけます。

 

けれど専業主婦は家事が本職です。

料理、掃除、夫のワイシャツも

手洗いでアイロンをかけますし

部屋に季節の演出もします。

 

花も活けるし

いろんな物のメンテナンスや補充

家族の健康管理など。

座っている暇はないくらいです。

 

特に母の世代は・・

特に私の母の世代は

子供や自分の洋服は手作りで

布団は年1回自分で打ち直し。

 

そして庭に小さな畑を作ったり

お花をいっぱいに咲かせたり

していました。

 

 

けれど・・

幼い頃から

母の愚痴の聞き役だった私は

母の本心を知っていました。

 

母の本心

母は、料理が嫌いだったのです。

本当はずっと座り込んで

本を読んでいたかったのです。

 

年はとっていても

ちょっと浮世離れした

文学少女のような人でした。

 

 

けれど「妻」「母」として

家事を引き受け、

何ひとつサボることなく

真面目に家事をこなしていたのでした。

 

母は子供の私に言っていました。

「どうして人間は1日に3度も

ご飯を食べるのかしら?」

そして「はあぁぁ。」と、ため息。

 

私も何と答えていいかわからず

「うーーん?何故かなぁ」

などと言っていました。

 

母は こうも言いました。

「あのね、ただ座ってね、

ぼーんやりテレビ見てね

時間が来たら はいどうぞって

ご飯が出て来る生活がしたい。」

 

お節料理を作りながら気付いた事

私は昨日、今日と

お節料理作りにへとへとになりながら

料理嫌いでも真面目に料理をしていた母を

思い出していました。

 

そして、気付いたことがあります。

母は病気になり

60歳位から手が震え始め

料理も徐々にできなくなりました。

 

その何年か後には

完全に料理できなくなり

人が作ってくれた料理を

口に運ぶのさえ上手にできなくなりました。

 

 

時間になったら

人が作ってくれた料理を

食べるだけの生活が

長く続いたのです。

 

最期は寝たきりで、

ずっとテレビだけを

ぼんやりと見ていました。

 

引き寄せの法則って

よく聞きますね。

自分の考えたことが

現実化する・・

 

「あのね、ただ座ってね、

ぼーんやりテレビ見てね

時間が来たら はいどうぞって

ご飯が出て来る生活がしたい・・」

 

母の希望が叶ってしまいました。

 

ハッピーな引き寄せだけではない

・・というお話でした。

 

 

年末にちょっと怖い話を

書いてしまってすみません。

でもこの気付きは

私にとって良い教訓になりました。

 

来年も良い年でありますように!

今年もいよいよ終わりますね。

どんな1年でしたか?

 

来年も 心が望む明るい方へ

素直に歩いて行きたいと思います。

穏やかな言葉と優しい気持ちで

正直に生きていきたいです。

 

悲しい時は悲しい、

嫌な時は嫌だと言って

自分を飾らず、人を非難せず、

爽やかに暮らしていけたらいいなと思います。

 

どうぞ、良いお年をお迎えください。

 

 

 

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