【相談事例】自分だけが親の介護の責任者?我慢を強いられた長女が背負っているもの

親、兄弟との確執

Yさん 50代女性です。
弟さんがいらっしゃいます。
親が老いていき、その面倒を
見始めました。

目次

親の介護は長女の務め?

お父さんが心臓病で入院中
お母さんが軽度の認知症で
一人暮らしされていた時のお話です。

 

Yさんには弟さんがいらっしゃいます。
Yさん、弟さんとも実家の近くに
住んでいらっしゃいます。

 

Yさんも学校の教師として
長く働いておられ、
時間が無いのは 弟さんと一緒なのです。

 

けれど姉と言う事からか
何となくご両親の
責任者的な立場になられていました。

 

協力するよ・・と言う弟

弟さんもご両親の事に
ノータッチという訳ではなく
1週間に1度は実家に泊まり込んで
ご両親の用事をしてくれていました。

 

しかし、実家で何か不具合があると
「ねえちゃん、お母さんが
 銀行の通帳が無くなったってよ」
とか、

 

「ねえちゃん、洗面台の床が弱ってるよ。
 早く直さないと!」
とか、いちいち報告をしてくるのです。

 

Yさんは弟さんには
報告なんかしなくて良いから

大工さんに電話をして
床を直してもらうとか、
お母さんの探し物を
一緒にさがしてあげるとか、

 

もしも探し物が見つからないのなら
代替案を納得させるとか・・

 

実際問題の解決を
して貰いたいのです。
そこが一番時間も労力も
かかるからです。

 

何故、実際の問題解決は
姉に丸投げするのでしょう?

「協力する」と言うのは週に1度泊まりに来て、
母親と枕を並べて寝る事だけでは
無いはず、とYさんはどうしても
思ってしまいます。

 

姉と弟の育ち方の格差

Yさんが一番イライラしてしまうのは・・

 

心臓病で入院している
お父さんに対してでも、
認知症で度々迷子になってしまう
お母さんに対してでもなく、

 

「ねえちゃんが責任者」と
信じ切っている
弟さんに対してなのです。

 

何故、いつの間に「ねえちゃん」が
親の事に関する一切の判断や
問題解決をする、と
決まったのでしょう?

 

何故、弟は
「俺も手伝ってやる」などと
言うのでしょう?

 

子供の頃から弟は
両親から猫かわいがりされ
自分には赦して貰えなかった浪人生活も
大学院への進学も親の方から申し出て
享受できたと言うのに!

 

「お姉ちゃんだから我慢しなさい」
そう言われ続けて来ました。

 

1つしかない食べ物は弟に。
家事手伝いは小さな頃から自分だけ。

成績は自分の方が良かったのに
弟だけが浪人もゆるされ、
都会の大学に行きました。

 

・・・一生ですか?
・・・姉だから、一生我慢すべきですか?
・・・体力的にも精神的にも
   もうクタクタなのに。

 

認知症の出始めた母親でさえ
弟さんに対して
「あの子に頼んだら可哀想だから」
「仕事で疲れてるのに、迷惑かかるから」
などと言い

 

弟さんには出来るだけ
用事を頼まないように
母親らしい気遣いをするのです。

 

「働いているのは私も一緒です!」
Yさんの言葉が悲しかったです。

兄弟は当てに出来ないからマシな方法を探す

私も長女です。
当然のように親の老後の
責任者になった経験が有ります。

 

この場合は弟さんに半分負担してもらうのは
諦めた方が良いです。
本当に悔しい気持ちは分かりますが
早く諦めた方が、まだ「マシ」。

 

半分分担してもらう為の
話合いをしても
話は平行線に終わる可能性が
とても高いです。

 

御両親は施設に入って頂いて
金銭的な補助を兄弟2人で半分ずつ・・
その条件が満たされれば
御の字としましょう。

 

Yさんと弟さんの関係性をお聞きしても
九星気学で鑑定しても、
弟さんは実家の事は
何一つ判断できないと思われました。

 

Yさんが親の事でラクになる為の
入居施設の方角、
弟さんとの付き合い方、割り切り方、
九星気学を使った心構えをお伝えして
今までの苦労をねぎらいました。

 

「もう、しょうがないですね」
「マシな方を選びます」
そう仰いました。
少しだけ心の苦しさを解放して
下さったのでした。

 

「親の老後に関して、
 自分だけが何故
 苦労しなければいけないの?」

 

そんな悩みを 
経験者として
九星気学鑑定士として
軽くする事が出来ます。

どうぞご相談下さい。

 

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