60才まで待ちなさい

介護問題

いかがお過ごしですか?

今日もご訪問頂きありがとうございます。

 

お舅さんやお姑さんの介護のお話をよく聞きます。

 

そういう方は若い時から同居されてる場合が多くて

結婚当初から何十年間も

辛い思いをされています。

 

お舅さん、お姑さんも 非人道的な人間ということはないのです。

お嫁さんとは生活面でのいろんな習慣が違い、

しかもお舅さん達の方が人数で勝ってしまうので

どうしてもお嫁さんが辛い思いをすることが多いのだと思います。

 

 

55才のAさんは同居しているお義母さんの介護が長く続いています。

 

ある日くたびれ果てて 年上の友達に

相談をされました。

 

「この介護 いつまで続くと思う?

もう、疲れちゃった。」

夜に何度もおばあちゃんに起こされては、汚れ物の始末をするので

心も身体もくたくた。

昼間のデイサービスも行くのを嫌がって、

心の休まる時が無いなのです。

 

相談を受けた年上の女性はご自身も介護経験者です。

「そうね、介護はあなたが60才になるまで。」

そう、はっきり年齢を口にされました。

 

「あと5年も・・・」

Aさんは複雑な表情です。

 

「あとね、あの我儘なおばあちゃんが

(ありがとう)って言い始めたら、

あと3年だわね。」

またまた、はっきり年数を区切りました。

 

義父母の介護で辛い思いをされた

その年上の女性は、

はっきり年数を区切ってあげたら

Aさんの気持ちがラクになることが分かっているのです。

 

Aさんが60才になった時に

おばあちゃんはまだまだ生きて

Aさんを困らせているかもしれません。

 

けれどもその時はその時。

Aさんは今現在、苦しんでいるのですから。