いかがお過ごしですか?
私の育児の思い出です。
目次
浅田真央さんが大好き
私はフィギュアスケートの
浅田真央さんが
大好きなのです。
もう引退されましたが
彼女の試合を見る度に、
小さな頃からどれだけ頑張って来たのかな?
と思っていました。
そしてこんな女性のお母さんって
きっときっと
素晴らしい人だったのだろう
と思っています。
娘を叱った時
娘が4才の時です。
ある日、
私は娘を叱りました。
何故叱ったかは、
もう覚えていません。
娘は我が家の納戸
(かっこよく言うと
ウォークインクローゼット)
に篭りました。
その納戸は
家族全員の衣類を
収納している四畳半です。
娘はそこに籠って
出て来ません。
私はワザと
放っておきました。
娘は30~40分は
篭っていたと思います。
そして なにか妙にすっきりした顔で
出てきました。
泣いてもいません。
「ふーーーん?
ま、いいけど?」
と思って、
私は家事の続きをしていました。
何て事を!
洗濯物を取り込んで畳み、
収納しようと
その納戸に入った時
なんじゃこりゃあ!!
納戸の下の方
(娘の手が届く所まで)の
引き出しという引き出しが
全部開けられ・・
中の衣類が
全てぶちまけてありました。
4畳半の納戸は服の海。
服の上にまた服。
ぐっちゃぐちゃの服!!
よくもこんなにあったもんだ、
服だらけ!!!
私に叱られた娘は
その腹いせに
せっせせっせと服を引っ張り出して
散らかしまくったのでした。
叱られたら、
その場で泣くとか、
「お母さん、ごめんなさい」
とションボリするとか、
もうちょっと、
こう、
他の反応でも
良いんじゃないかな・・
それを見て、力が抜けた私
こういう時に
親は何と言えばいいんだろう?
咄嗟にそう考えて
しまいました。
もう一度叱るべきだったかも
知れません。
けど、その気力が
私には湧いて来ませんでした。
娘を呼んで、
「これさ・・
こういうことってさ・・
良くないと思わない?」
と娘に聞きました。
娘は「そうね」
とすましています。
「もう、二度とやらないで。」
「わかった」・・
そして娘と私は(ほぼ私だけ)
服を片付けました。
私には記憶がございません。
この話を
当時まだ生きていた母に話しました。
すると母は・・
「あなたを叱ったら、
土砂降りなのに
玄関の靴箱の靴を
全部庭に出したわよ。」
「あれは貴方が3才の時。」
と言いました。
ど、どうもすみません。
全然覚えて無いですけど。
そして、思いました。
私と娘・・
「この親にしてこの子あり。」
親から子へ。いろいろと伝わって行く。
真央ちゃんが素晴らしいのは
やはり素晴らしいお母さんが
居らっしゃったせい。
そしてうちの子が
ああなのは、
親の私がこうだから・・
「うん、納得。」
というお話でした。