素直に老いた女性

介護問題

いかがお過ごしですか?

このブログを訪れて下さって

ありがとうございます。

 

今日は偶然ある老人ホームで

再会した女性のことを

書いてみます。

 

息子を閉めだしたら・・

私の息子がまだ3歳になったばかりか、

もしかしたらなる前か、

のことだったと思います。

 

私はある日 息子の行きたい放題の

全力疾走散歩に付いて行っていた時

(つまり追いかけるだけ)

あるお家の前で女の子が号泣しているのを

見ました。

 

 

「ままーーーっ!

ままーーーーっ!

ごめんなじゃーーーい。

開けてー!お家、入れてー!」

と絶叫しているのです。

 

私が考えた事は

「すごい❤」

「あんなに全力で謝るなんて❤」

です。

 

うちの子は丁寧に教えても

私が一生懸命やってみせても

その頃、絶対に「ごめんね」と言わなかったから。

 

今度うちも息子がよっぽど悪い事をしたら

ああいう風にやってみよう、

と思いました。

 

するとチャンス到来!

詳細は忘れましたが叱るべき事があって

「外に出てなさい。謝るまでおうちに入れません。」

と、私は言いました。

 

閉めだした後も

泣き声1つ聞こえないので

そっと玄関をみてみると

息子がいません!!

 

私は全速力で家の周りを駆け巡り

「バカバカバカ・・」

と自分を責めました。

 

もしも事故にでも遭ったら・・

変な人に誘拐されたら・・

 

走っても走っても息子はどこにもいません。

 

保護されていた王子様

その時 呑気な声で

「奥さああああん。

奥さあああん!

坊や、うちにいるわよーー!」

と叫ぶ女性がいました。

 

近所のMさんでした。そのころ

御年は80歳くらいだったと思います。

息も絶え絶えになって

私がそのお家に入っていくと・・

 

息子はまるで王子様のように

りっぱな椅子に座らされていました。

 

ミルクと上等なロールケーキを出され、

Mさんのご主人に手足を濡れたおしぼりで

拭かせつつ ご満悦でした。

 

 

息子が1人でトコトコ歩いてるのを見つけて

Mさん夫婦が捕獲(?)して下さったのでした。

 

老人ホームでの再会

その優しいMさんに、

ある老人ホームで再会したのです。

 

相変わらず優し気な穏やかな表情です。

車椅子に乗っておられました。

「Mさん!!お久しぶりです!」

と思わず声をかけました。

 

「あら。」とMさんは仰いました。

「どなただったか、

私、すみません、分かりません。」

と言われるのです。

 

良く見ると目にも力が無くて焦点が合わず、

随分弱られていました。

 

「ええと、3年前まで空地をはさんで

お隣に住んでたんです。」

「息子も何度も遊びに行かせてもらって・・」

と言いました。

 

Mさんは「ごめんなさいね、

私、分からないんですよ。」

と申し訳なさそうに言われます。

 

 

 

少しだけ、悲しかったです。

 

Mさんは 昔通り色白で

ちんまりと車椅子に

座っていらっしゃいました。

 

素直な老い方

Mさんは元気だった頃、若輩の私にも

年長者として威張るようなことも無く、

穏やかで優しい人でした。

 

いつも素直な物言いで思いやりもあり、

いい格好を取り繕うような所も

ありませんでした。

 

 

私は久しぶりにMさんに会って、

弱ってしまったのは悲しかったけど

Mさんに相応しい

素直な老い方だと思いました。

 

「分からなくて、すみません。」と謝るMさんは

人生の先輩として

やはり素敵な女性でした。

 

私は「あっすみません!!

私、別の人と間違えました!

ほんとにごめんなさい!!」と言って

Mさんの傍から離れました。

 

Mさんがたった3年間で

あんなに弱ってしまったことに

心が動揺したまま

その施設を出ました。

 

そして、

Mさんの毎日がMさんに相応しく

穏やかなものでありますように、

と祈りました。

 

何年かして ご主人もMさんも

亡くなられたことを聞きました。

 

素直に生きて

素直に老いて

そして亡くなられました。

 

 

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自分の人生になにが必要か

自分のやるべき役目は何なのか

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