私はちょくちょく
金子みすゞさんの詩を
このブログに引用させて
頂いています。
誰もが見過ごすような
小さな物へ気づきが
心を温かくしてくれるからです。
この詩を読むと、
「自分の役割って
大した日の目も見ず虚しいな」
と思っていた、
以前の自分を思い出します。
目次
日の光 金子みすゞ
「日の光」 金子みすゞ
おてんと様のお使いが
そろって空をたちました。
みちで出逢ったみなみ風、
（何しに、どこへ。）とききました。1人は答えていいました。
（この「明るさ」を地に撒くの、
みんながお仕事できるよう。）1人はさもさも嬉しそう。
（私はお花を咲かせるの、
世界をたのしくするために。）1人はやさしく、おとなしく、
（私は清いたましいの、
のぼる反り橋かけるのよ。）残った1人はさみしそう。
（私は「影」をつくるため、
やっぱりいっしょにまいります。）
自分の役目がつまらなく思えていた頃
自分の人生の選択は
自分でしてきたのだから
今の環境は自分の選択の結果です。
私が若いあの頃
この道で進んで行こうと決めたり
他の選択肢を知らなかったりしたのは
全部自分の責任です。
子供を産んで精一杯育てて
夫のサポートをして、
家族を大事にして
穏やかな家庭を作る。
そして何十年か経って・・
自分で決めた事なのに
なんだか寂しい、虚しい気持ちが
する事が有りました。
選びなおしてもいい
でも今 私は
「もしもそう思うなら
いつでも選びなおしていい。
遅すぎるという事はない。」
と 思っています。
目的の場所に到着するのが
もちろん１番いいですけど
２番目に良いのは
目的の場所に向かって歩いている事です。
その人その人にいろんな事情があり、
死ぬまでに目的地へ
到着できない事もあるでしょう。
けれど そちらの方向へ
歩いているという事は
その人は人生に望みを持って
生きている、ということです。
本当はやりたい事が有ったけど
自分の人生を別の人の為に
使おうと決心した人も
居らっしゃるでしょう。
決心をされ、揺るがないのなら
それが人生の目的
あなたの使命です。
素晴らしい決心をされたと思います。
もっとも残念なのは
自分の場所や役目が
つまらないと感じているのに
何となくその場に居続ける事です。
自分の命がもったいない
私は長いこと
そういうふうに暮らしてきました。
自分の命を勿体なく使っていました。
どうしても自分の事が
後回しになってしまう時期も有ります。
子育てや介護をしている方は
そうでしょう。
でもそれらはいつか終わります。
思うように行動できなくても
自分の目を目標から
離さないでいる事は
とても大切な事だと思います。
静かに心の中で準備をしたり
必要なものを揃えたり
少しずつでも知識を蓄えたりは
きっと出来ると思います。
それさえも無理な状態も
有るかも知れませんね。
そんな時でも
目標さえ持っておけば
テレビでもネットでも
その目標に有益な情報に
自然とフォーカスできると思います。
最後の日の光さんへ
残った１人はさみしそう。
（私は「影」をつくるため、
やっぱりいっしょにまいります。）
「影」を作ることは
誰かがやらなければいけない
お役目ね。
いったんは そうしようと決めたのね？
でもそのお役目を
なんとなく寂しく思うなら
自分がやってみたいことを
お日様に相談してごらん。
お日様はあなたの気持ちが
分かりさえしたら
きっと許して下さるよ。
大丈夫だから。今でも間に合う。
それに、誰かに影を作った後で
小さなお花を咲かせる事だって出来るよ。
お花のことを忘れないで、
ずっと考えてさえいれば。
気学を使って
自分の使命や気を付けるべき事、
やりたい事を叶えるタイミングを
知ることができます。
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