親を捨てた後の罪悪感
長い間、親から酷い扱いを受けてきた・・
だから強い気持ちを持って
親との縁を切ったのに・・
縁を切った後に苦しんでしまう人は
多いです。
やっと平穏な生活を手に入れたのに、
いつも親の事が頭から離れないで
心がモヤモヤとし落ち込んでしまうのです。
「親が酷い仕打ちをしたあの時、
もしかしたら自分の対応が
悪かったのかもしれない。」
「もう1度会ったら今度こそ
楽しく会話できるかもしれない。」
「今の状態で急に親が亡くなってしまったら
自分は一生後悔するかもしれない。」
「年老いて体も弱ったのだから
私も優しく出来るかもしれない。」
頭の半分ではやっと毒親から
逃れられた幸せを喜びながら
もう半分では自分を
責めている気持ちが湧いて来ます。
心の奥のかすかな期待
「現実にそんな事が有る訳ない」
と思っているのに、心の奥底で
「もしかしたら・・」
と息づいている期待。
もう1度会って話したら
親が「今まですまなかった」と
謝ってくれるかも知れない・・
心の痛みが綺麗さっぱり
無くなって親と許し合い、
澄んだ青空のような
爽やかな気持ちになるかも知れない・・
そう思うと
自分から親を拒絶した事が
間違った事のように
思えてしまいますね。
その決別は親への大きなプレゼント
あなたは全然間違っていません。
親と離れたのは正しい決断です。
あなたは今まで散々
自分の心を親に捧げてきました。
あなたは自分の人生を
自分でコントロールすべきです。
親を捨てると言う事は
あなたにとって辛い事には
違いないけど・・
捨てられた親にとっては
大きな気付きを得るチャンスです。
あなたは今までずっと
踏みつけにされて来たのに、
人生における大きな気付きの可能性を
親にプレゼントした事に自信を持って下さい。
親はあなたを罵るかもしれないけど、
長い目や高い視点から見たら
あなたは本当の意味での
親孝行をした事に気付いて下さい。
あなたは親に気付きのチャンスを
与えました。
後は、親自身がそのチャンスを
生かせるかどうかです。
親がチャンスを生かせなかったとしても
それは貴方の責任ではありません。
親の人生は親自身の責任です。
あなたが親の人生まで
背負わなくてもいいのです。
どうぞ自信を持って
自分を幸せにして下さい。
どうしても親を捨てた罪悪感に
囚われてしまう人に、
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