目次
子育てでの困り事
今日は私の子育ての体験を
書きたいと思います。
幼稚園に入ったばかりの娘の
思い出です。
可愛い制服
幼稚園の制服は
とっても可愛いものでした。
紺色とグレーの渋いチェックの
吊りスカートに
紺色のボレロとフェルト帽子。
幼稚園バックと上靴バッグは茶色の
横長ランドセル型。
それを着ると
とってもお利口さんに見えて
娘も気に入っていたのです。
そう。
入園式が終わり、登園初日までは・・
登園2日目。
幼稚園にはお母さんは
付いて来てくれない事が
分かった娘は幼稚園に行くのを
嫌がりました。
けれど幼稚園バスから
先生が降りて来て
「おはよっ!!」と満面の笑みで
娘に向かって両手を広げる
ベテラン先生の引力・・
娘は蛇に睨まれたカエルのように
(先生、ごめんなさい!感謝してます)
フラフラと幼稚園バスに乗り込みました。
バスのドアがプシューっと閉まる時の
娘の「騙された!」みたいな
必死の形相に、私もちょっぴり
「可哀想・・」と思いました。
幼稚園には行ってもいいけど・・
登園3日目。
私は娘が幼稚園に行かないと
言い出すのでは?
と心配していました。
けれど娘は
幼稚園には行く、と言います。
でも、制服は着ない!と。
私は説得を試みました。
「幼稚園は制服着て行った方が
いいと思うよ。」
「ほら、すごく可愛いし、
とっても似合ってるよ。」
娘はしぶしぶ制服を着て
その日はさっさと自分から
幼稚園バスに乗り込みました。
「ふう・・
案外簡単だったな。」
と私は思いました。
制服が無い!
そして次の日。
娘を着替えさせようと思うと
制服が有りません。
「え?たった今、着せようと思って
ここに置いたのに・・」
一方娘は自分で引き出しを開け
他の服を着ようとしています。
「あっ!」
ゴミ箱に制服が捨ててありました。
制服は着ない、という
娘の意思表示です。
3歳なのに実力行使に
及ぶ我が子。
私はゴミ箱から制服を拾い、
娘を言いくるめて
制服を着せ
幼稚園に送り出しました。
制服は絶対に着ない!
そして次の登園日の朝
制服がまたまた無いのです。
娘はすまして自分で私服に
着替えています。
でも、今回はゴミ箱には
制服が有りません。
いったい何処にやったんだろう??
幼稚園バスの時間が近づくのに
見つからないのです。
娘に聞いても知らん顔で
返事をしません。
私があたふたする間に
娘は私服をきちんと来て
幼稚園バッグを背負い
出かけようとするのです。
しょうがないので私も
娘の後を追うように
玄関を出ました。
その日はゴミの日。
生ごみの袋をついでに外に
出そうとしたら・・
その中に可愛い幼稚園の制服が
突っ込まれていました。
生ごみで汚れてしまい、
制服は着せられません。
思わず娘に「オヌシ、やるな」と
言うと、娘はチラリと私を見て
すまして私服のまま
バスに乗り込みました。
それから10日間くらい、
娘は私服で登園しました。
先生に丸投げ
私は毎朝 幼稚園バスの先生に
「スミマセン。出来たら幼稚園で
着せて下さい」と言って
制服の入った紙袋を手渡しましたが・・
娘は幼稚園でも
制服に着替えませんでした。
何かがものすごく
嫌だったんでしょうね。
帰りのバスから娘が降りる時に
先生は
「明日はピンク色のワンピースを
着て来るねと言ってましたよ。」
と私に教えてくれました。
けれど10日位経ったら
「今日は制服で行く」
と言い、自分で制服をさっさと来て
幼稚園バスに乗りました。
3歳だったけど
思う事が有ったのでしょう。
待って下さって有難うございました。
先日、懐かしい幼稚園の先生に会った時
この話題が出て
「その節はお世話をおかけしました。
すみませんでした。」
とお詫びしました。
すると先生は
「いいえ~!とんでもない!」
「制服着ない子がいたら、
お母さんに、
大丈夫ですよ~。10日間私服で通った子も
いるんですから~って
ネタとして使わせて貰ってます。」
「ママ達はとても
安心してくれますから
こちらこそ有難うございます。」
と言われました。
・・・そうなんですか?
誰かのお役に立ったのなら、
良かったです。
あの時、制服の事を
先生に丸投げしてすみませんでした。
先生はゆったりと構え、
娘の気持ちが変わるのを
待って下さって、
本当に有難うございました。
娘は結局
幼稚園は皆勤賞、
そしてその後も
小学校、中学校、高校と、
全て皆勤賞でした。
娘の体が丈夫な事も
有難いですが・・
最初に娘の考えを
尊重して下さった
幼稚園の先生に
とても感謝しています。
先生、
ありがとうございました。
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