目次
睡眠時間が足りない
子供が生まれると
生活は一変します。
まず、睡眠時間が足りなくなります。
自分の親がまだ若く
協力的であれば
頼れる所は頼らせて貰いましょう。
何もかも1人で抱え
「良いママ」の仮面をかぶろうとすると
どこかしらに歪みが出ます。
私は子供が生まれて
赤ちゃんの夜泣きが酷い時、
とにかくヘトヘトで眠くて
泣き声が鼓膜にガンガン響いて
「もう耐えられない」
と何度も思いました。
それでも子供の心に寄り添う
良いママになろうと
一生懸命でした。
体が限界
さらに自分自身
微熱が1か月半続いていました。
「誰か、1時間でいいから
この全然寝ない赤ちゃんを
預かってくれないかしら。」
「そうしたら私は
布団に横になって
目をつぶってじっとして居られるのに。」
と思いました。
そんな母親の気持ちが分かるのか
赤ちゃんは余計に泣き叫びます。
その時の私の気持ちは
「誰か、助けて!」でした。
実家が近くて母親が健康であれば
助けて貰えたのかも知れません。
でもその頃 私の母は既に
ある病で手足が利かなくなっていました。
治ることのない母の病気
どんどんヒネくれて来る父親・・
両親の今の暮らしや将来の不安も
私の心に重くのしかかっていました。
過労のせいか
私は子供を産んでから今もずっと
両耳の耳鳴りが酷くて
時々人の言葉が聞き取れない時が有ります。
精神的に追い詰められていたのかも
知れませんね。
告白します
告白します。
私は真っ暗な部屋の布団の上で
赤ちゃんの鼻と口を片手で覆った事が
あります。
不妊治療の末に
やっとやっと授かった大事な赤ちゃん・・
私は学校で児童心理学も学んでいたし、
不妊期間には他のお母さんの育児を
苦々しく上から目線で眺めていました。
それなのに・・
別に子供をどうにかしようと思った訳では
無いのです。
ただ、ほんの少しの間
静かになって欲しかった、
ただそれだけです。
でもその時、頼りない私の心を
叱り付ける様に
赤ちゃんはもっと大きい声で
泣きました。
私はハッとして
心の底から、
「この子を育てなくちゃ!」
と思いました。
その時、母親として
1歩進んだように思います。
機嫌の悪い夫
「何故 ご主人に頼らなかったの?」
と思われる方も
いらっしゃるでしょう。
1回か2回は頼んでみたのです。
でもその頃、主人は
赤ちゃんの事でいっぱいいっぱいの私に
怒っていました。
私も主人の心情は
分かっていましたが
主人の事まで手が回らなかったのです。
自分の微熱は続くし、眠いし、
ヘトヘトに疲れていたので、
子供を産む前のようには
夫に優しく接する余裕が無かったのでした。
そして
自分の精神状態を説明する気力も、
ブチ切れてヒステリーを起こす元気も
もう有りませんでした。
男の人は言葉で説明しなければ
ほとんど何も気づかないと言う事を
その頃の私は知らなかったのでした。
残酷なアドバイス・・でも方法は有ります
子育て中のギクシャクした夫婦関係に
「女性としての1面を無くしちゃダメ」
「夫の前では可愛らしく」
とアドバイスする人も居らっしゃいます。
それは本当に残酷なアドバイスだな、
と私個人は思っています。
それは 海で溺れてもがいている人に、
「可愛くしていないと
救助して貰えないわよ」
と言っているようなものです。
でも実際
出産後に夫婦関係が壊れることは
多いのです。
その時 私が若い人にするアドバイスは
やはり・・
「無理を承知で言いますけど、
あなたと赤ちゃんの
2人分の命と
今後の人生を懸けるつもりで
ご主人をかまってあげて下さい。」
です。
でも、その前に1つだけ
するべき事が有ります。
それは、
「今のあなたの状態を
ご主人によく説明する」
という事です。
私の失敗は
「できるママ」の振りを
してしまった事です。
夫への頼み方も
「これをやってくれない?」という
ちょっと見には優しく余裕の有る
サラリとしたものでした。
「ラクして子供と毎日楽しそうに
遊んでいるのに
俺の事はほったらかし・・」
夫はそう感じていたのだと思います。
夫が本当の私の精神状態を
理解できなかったのは
私の説明不足のせいでした。
子供が生まれたら早いうちに、
泣きながらでも喚きながらでも
自分の気持ちを
分かってもらう努力をして下さい。
初めての育児で
「できる」「立派な」
お母さんでなくても
良いのです。
やむを得ず 1人育児をする場合は・・
ご主人が赤ちゃんの面倒を
分担してくれるのなら
ママは育児の悩みで
相談には来ません。
でもなんらかの事情で
ご両親にもご主人にも
協力して貰えない、
1人育児なら・・
もう ママが頑張るしかありません。
「母は強し」なんて、言いますね。
最初から強くなんかないし
強くならなくて済むなら
そうしたいですよね。
協力者の居ない育児は
まさに「背水の陣」です。
そこで踏ん張るしかないのです。
赤ちゃんが大事だから
良い母になりたいから
一生懸命 頑張ってるんですよね。
「あと1年だけ」と
期限を決めて、頑張って下さい。
赤ちゃんはどんどん成長します。
成長に連れて親の悩みは変わってきますが
1年経てば、少なくとも
夜は連続して眠れるようには
なりますよ。
どうしても辛い時は
相談して下さい。
1人で育児の何もかもを
抱えないでね。
心理学と気学の知恵、
そして私の育児の反省から、
できるアドバイスがあります。
いつでも待っています。
子育てで心がヘトヘトな人は
こちらからご相談ください。
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