舅の介護が終わった後に

目次

同居する時は嬉しかった

Tさんは自分は早く父親と死に別れ、

結婚、同居する時には

「やっとお父さんができる!」

と 嬉しかったそうです。

 

しかし、同居には苦労が付き物。

 

別々の考えを持ち、

それぞれ自分の考えが常識

と信じている人たちが

一緒に暮らすのです。

 

嫁であるTさんは舅、姑だけでなく

近くに住む親類縁者の意見とも

もちろん食い違い、

非常識な嫁・・・とされてしまいました。

認知症の舅

そして、何十年も経ち、

お舅さんは認知症を患い、

自分の頭と身体を

コントロールできなくなりました。

 

最後まで覚えていたのは

Tさんの名前・・・。

 

でもそれは 使用人のように

Tさんを使う為です。

具合が悪くなると

「T!!おい、T!」と呼ぶのです。

 

汚い仕事はTさんの担当です。

イライラとしたときに

当たり散らすのも

Tさんが攻撃相手です。

 

「ほんとに辛かった。

 じいちゃんを殺して、

 自分も死のうかと思った」

と、Tさんは振り返ります。

そして舅さんは亡くなりました

お舅さんが亡くなって・・・

四十九日も過ぎ、

口やかましい親類たちも 日常にもどって

Tさんの家には来なくなりました。

 

ある日、Tさんが

物置小屋の片づけをしていた時・・・

 

壁に打たれた1本の

古い釘が目に入りました。

農作業に使う古いカゴを掛けるために 

お舅さんが打った釘です。

 

お舅さんに対する情

お葬式も、初七日も

一滴の涙も出なかったTさんですが、

その釘を見て「じいちゃんはもういないんだ」と実感し、

号泣してしまったそうです。

 

何十年も一緒に住んでいる間

意地悪も言われ、

辛くて眠れない日もありました。

 

そんな日々の中でも、

Tさんの中には 

お舅さんに対する「情」が育っていたのです。

 

人の心って複雑で、美しいものだな・・・

と思ったお話でした。

いつも、ありがとうございます。

 

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人間、全員が年を取ります。

それは仕方ありません。

 

年を取れば大なり小なり

様々な機能が衰えてくる。

 

それも仕方ありません。

そして機能の衰えたものは

衰えの少ないものに頼らなければいけなくなる。

 

その時に・・・

 

頼られた側の生活や心がめちゃくちゃに傷付きませんように。

 

今、そういう傷付いた状態ならば

回避できるものは できるだけ回避して

少しずつ傷が小さくなりますように。

 

その為に小さなことからでいい、

何か行動できますように。

 

そして、もう一度介護しているあなたに

心からの笑顔が

戻ってきますように。

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