認知症の親の心

親子問題

目次

**さっさと死んであげたいけど

自分が親になって思うこと。

自分が認知症になって子供を苦しめるのは

嫌だな・・ということ。

 

子どもの心を傷付けまくり 生活もめちゃくちゃにしてしまうくらいなら、

さっさと死んであげたいとも思います。

 

しかし・・

認知症になったらそんな思考はできなくなるでしょう。

 

**望んでいるのは子どもの幸せ

でも、どうしても伝えておきたいのは

「親である自分が本当に望んでいるのは子どもの幸せ」

ということです。

 

認知症の親をなんとかしたいと思ってくれるのは有難いし、

優しい人間に育ってくれて嬉しいとは思いますが

何もかもは背負わないで欲しいということです。

 

あなたが息抜きにお友達と出かけている間に

親が死んでしまったとしても

親はそれを恨みません。

 

むしろ、自分のせいで子供が苦しんでいるとしたら、

生き抜きもできないくらい 追い詰められているとしたら、

そっちの方がよっぽど辛いです。

**できるだけ、あなたの人生をあなたのために

そしてあなたの時間を、あなたの人生を

できるだけ あなたのために使ってください。

そうしてもらえることが 親の幸せです。

 

**介護は後悔の残るもの

親の介護はもう、後悔は残るものとして割り切って、

自分の人生を大事にしてほしいと思います。

 

認知症になったら、

自分の心をちゃんと説明できなくなるかもしれません。

憎々しい顔をして暴言を吐くかもしれません。

 

現実問題としてどうしても子供が面倒を見ざるを得ないことも多いとは思いますが、

でも、親が心の中で願っているのは、

「子供に幸せになってもらいたい」ということだと思います。

**ぐっすり眠れますように

毎日、自分のことだけでも忙しいのに

親のことまで面倒を見て、本当にお疲れ様です。

せめて、今晩あなたがぐっすり眠れますように。