自分の居場所はここではない・・毒母の代走者として頑張ってきた女性

親子問題

お母さんの言う通りにしておけば良い

50代女性 A子さんのお話です。

成績の良い自慢の娘

私は小学生の頃、

成績が良かったのです。

いつも100点の答案用紙を持って帰ると

母はニコニコしてくれました。

 

小学校6年の時には

生徒会の副会長もしていました。

母もPTAでも毎年役員をしていて

人前で話す事も多かったのです。

 

私はよく

「A子ちゃんが頭が良いのは

 お母さんに似たのね。」

と言われていました。

母の学歴

私と母とは「目立つ親子」だったのです。

母はそれとなく

「自分は4年制大学を出ている」

というような振る舞いをしていました。

 

今でこそ女子も男子も

大学に行く人が多いですが

当時の母親で4年生大学を出ている人は

ほとんど居なかったと思います。

 

けれど実際は母親は中卒でした。

母は自分の学歴を隠していました。

 

私の成績が良かったから

母はその事で回りの人達から

1目置かれ、

それが嬉しかったのかも知れません。

 

私の成績が良いと

母は自分が認められるような気が

していたのだと思います。

下降していく成績

決して裕福な家庭ではなかったのに

小学校2年生から

お金持ちの子供が通う塾に

私は入れられていました。

 

当時 塾に通う子自体が

ほとんど居ませんでしたから

小学校の間は

成績はトップクラスでした。

 

でも、中学校に入り

私の成績は

下降していきました。

 

それに連れて母の機嫌も

ドンドン悪くなりました。

そして母は一流校を目指す子供の為の

専門の塾に私を入れました。

 

「アンタにどれだけお金をかけてると

 思ってるの!」

 

「高い塾に無理して通わせているのに

 なんでこんな点しか取れないの?」

 

「成績悪いなら今までの塾代を

 全部返せ!」

 

私はそう言われるのも

辛かったし、

 

程度の高い勉強をする塾の

授業に付いていけないのも

辛かったのです。

 

塾でも家でも居場所が無い気が

しました。

 

唯一、中学校に仲の良い友達が居たのですが

母の気に入らず、

「程度の低い子と遊ぶな」

「あの子のせいで

 アンタがこんなに馬鹿になった」

と言っていました。

 

私も塾の勉強が忙しくて

だんだんと友達とは

疎遠になっていきました。

 

それからは

学校も何だか自分の居場所では

無いような、

そんな気持ちがしていました。

 

早く止まった成長

私は思うのですが・・

 

早くに体格の良くなる女の子って

案外、中学生になってから

背が伸びなかったりします。

 

頭脳にもそういう事が

有ると思います。

私の脳は早熟で、そしてその分

早く発達が止まったのです。

 

中学、高校時代

私は母から「馬鹿だ」とか

「努力が足りない」とか

言われ続けました。

 

母が自慢できるような高校や大学に入れず、

夢を叶えてあげられなくて

可哀想だったなと思います。

 

そんな私でも

大学に行かせて貰った事は

感謝しています。

 

母は私に「公務員になれ」と言い続け

私も必死で頑張って

なんとか公務員になりました。

 

母の言う通りに生きてきた

母が亡くなって15年になります。

私は言われた通りに公務員になり、

定年まであと少しになりました。

 

結婚はしませんでしたが

公務員という職業を得て

不安なく暮らせたのは

良かったと思います。

 

でも・・

 

生活に不安は無かったけれど

「何かが違う、

 私の場所はここではない」

と思いながら働いてきました。

 

私が本当にしたかった事って

何だったのだろう・・

私の居場所って

どこだったんだろう・・

 

今頃になって

そんな事を考えてしまいます。

本当は苦しかったはず

 

A子さんはお母さんの事を

悪く仰いません。

ただ、静かに事実を伝えるだけです。

 

その振る舞いは

自分の気持ちをしっかりと

受け止めたうえで

出てきた態度でしょうか?

 

お母さんの言動は

過干渉と言って良いと

思います。

 

そんなお母さんを非難したり

恨んだりしている様子が

A子さんには

まるで見当たらないのです。

 

もしかすると一生懸命、

自分の本当の気持ちに

気付かないように

してきたのかも知れません。

 

それは不自然な事なので

エネルギーを使います。

 

A子さんは人生を

楽しむ為のエネルギーを

自分の心を抑え付ける為に

使ってきたのかも知れません。

 

自分の感情に蓋をして

鍵をかけて

上から重しをのせている

印象です。

 

居場所を探し続ける女の子

長い間公務員として

真面目に働いてきたA子さんは

分別のある立派な社会人です。

 

けれど・・

まるで「自分の本当の居場所」を

探し続けている小さな女の子の

ような気がしてきます。

 

彼女は聡明な心優しい

女の子だったと思います。

お母さんの喜ぶ姿が

とても嬉しかったのでしょう。

 

お母さんも賢い我が娘に

自分が果たせなかった夢を

背負わせたのだと思います。

 

A子さんはお母さんの夢の

代走者として

自分の気持ちをできるだけ

考えないようにして

必死で走って来ました。

 

お母さんの言う通りにしたから

無事に暮らして行ける、と

感謝できるA子さんは

立派です。

 

けれど

A子さんはずっと以前から

気付いているのですね。

 

心の中の小さなA子さんは

今でも自分の居場所を

探し続けています。

 

A子さん、今まで貴方は

充分お母さんに自分を

捧げてきました。

 

あなたの好きな物は何ですか?

やってみたかった事は何でしょう?

 

ゆっくり考えてみて下さい。

それが 本当の居場所を知る為の

鍵になります。

 

 

 

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考え始めるのが怖い・・

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少し怖くても

お母さんと小さな頃の自分に

向き合う事はとても大事です。

 

頑張って来たA子さんですから

本当の居場所を見つけて

「私の居場所はここだったんだ!」

と満たされて欲しいと思います。

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