目次
毒親と絶縁しました
親孝行しろ!
長い間「育ててやった」「子供の為と思って我慢してきた」「育てて貰った恩返しをしろ」ずっとそう言われ続けてきたし私もそうだと思っていました。「社会人になったら必ず恩返しをしよう。」私は自分のお給料の2/3を親に渡してきました。
子供を産んで、親の異常さに気付く
こんな私でも結婚しようという人が現れ、
いろいろ有りましたが
家を出ました。
不妊治療の末、子供を授かりました。
そして・・
初めて自分の親の異常さに
気付いたのです。
子供は条件付きで
愛するものではない。
子供がどんな子であろうが
無条件で愛していく。
私の両親には
そんな親として当然の心が
欠けていました。
点数が良くないと愛して貰えない
家のお手伝いをしないと笑って貰えない
親たちの機嫌で子供への対応が変わる・・
「あなたの為」と
ずっと親が言って来た事は
私の為ではなく、
親の為だった・・
それがよく、よく、
分かりました。
「こんな子なら
産むんじゃなかった」
私がどれだけその言葉を恐れ
必死に親の期待に応えようとしたか・・
腹の底から怒りと憎しみが
湧いて来ました。
絶縁後に味わう別の苦しみ
何もかも捨てる覚悟で
自分の幸せの為に
親と絶縁しました。
もちろん親は
最初はメールを日に何通も送って来たり
しつこく電話をかけて来たり
急に玄関前に立っている事も
有りました。
その度に私は
腹が立ち、早く死んでくれと
願いました。
そのうち、親の態度が変わって来て
「私が悪かった」と
反省のメール、泣きながらの留守電を
してくるようになりました。
そんな留守電の声を聴くと、
私は「本当は私が間違っていたのか?」
「私は恥ずべき人間ではないか?」
「年老いた母を泣かせて、それが私の幸せなのか?」
怒りや憎しみとは別の苦しさに
目が回るような気持ちがして
喉元から胃のあたりが
締め付けられるようでした。
1年間、必死でその気持ち悪さに
耐えましたが
とうとう、母の泣き落しに負け
会う事にしました。
まるで変わらない母
母は先に来ていて、
私に背中を向けて
キョロキョロしていました。
母が頼りなく見えて
涙が出て来て・・
走り寄って
「ママ、ゴメン!」と
叫びたい気持ちになりました。
けれど人目も有るし、
必死で我慢して
後ろから母に声をかけました。
振りむいた母の顔は
怒りに燃えていました。
「遅かったじゃないの!」
「連絡も寄越さないで、
久し振りに会う親を待たせて、
ホントにアンタなんか産むんじゃなかった!」
と母は言いました。
その後、どこで食事をしたか
何を話したか、
よく覚えていません。
母はずっと私を責めていました。
私は吐き気がしてきて
その場に倒れそうでした。
未だに母からは連絡が有りますし、
急に両親が
我が家にやって来る事も有ります。
でも電話もメールも無視し、
訪問してきても家に入れる事はしません。
けれど、親からの連絡が有る度に・・
「今度こそ本当に反省しているのではないか?」
「自分は酷い人間なんじゃないか?」
「どんな親であれ、
もう許してあげるべきではないか?」
と、思ってしまいます。
あなたの選択は正しい
長い間、我慢している事さえ気づかず
ずっと耐えてこられました。
出産し、自分が親になる事で
事実が見えるようになったのですね。
お子さんは貴方に
大きなプレゼントをくれました。
子供を愛すると言う事が
どういう事なのかを教えてくれたし、
今まであなたが不当に扱われて来た事に
気付かせてくれました。
ご両親との関係、辛いですね。
けれどあなたが選んだ道は
間違っていません。
あなたは親不孝でもないし、
恥ずべき人間でもありません。
お母さんが何と言おうと
あなたはこの世から祝福されて
生まれてきた人です。
そして、例え今のご両親が
辛い状況だとしても
それはアナタの所為では
ありません。
ご両親の人生まで
あなたが背負う必要は
無いのです。
あなたは幸せになるべき人、
幸せに向かって
どんどん歩いている人です。
もう1度繰り返しますね。
あなたの選択は間違っていません。
もしも
どうしても辛さから逃れられない・・
子供を育てるにあたって、
自信が無くなった・・
そんな時はぜひご相談下さい。
大丈夫です。
あなたは既にとても強い人ですから
すぐに解決できます。
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