いかがお過ごしですか?
このブログを訪れて下さり
ありがとうございます。
もしも自分が認知症に
なったとしたら、
子供に伝えたいことを
書いてみます。
目次
愛する私の子どもへ
愛する私の子どもへ
「愛する」なんて、言ったことは
無かったね。
お母さんは口下手だから
要らないことはたくさん喋ってきたのに
伝えなきゃいけないことは
何にも伝えなかった。
勇気を出して、言うね。
お母さんはあなたのことが
一番大事です。
お父さんには申し訳ないけど
お父さんの為に死ねるか?
と問われれば
「無理」としか言えない。
子供の為に死ねるか?
と問われれば
「オッケー!」と言う位の
差があります。
でも、お父さんにはおばあちゃんが居るから。
お父さんのことは
おばあちゃんに担当してもらうわ。
もう、死んじゃったけどね。
まさか認知症になるとはねえ
この度、申し訳ないけど
認知症になっちゃって。
まさかこんな事になるとはねえ。
正直、
自分のことが自分で分からなくなっていくのは
怖いです。
あなたにもますます迷惑かけていくはず。
それを思うと辛いな。
あまりに怖くて不安で
何かにしがみつきたいような気がする。
あなたに対する感謝も
今後の自分がどうなるかと言う恐怖も
今はもう、
うまく伝える事ができません。
もう少し頭が動いている時に
ちゃんと説明しておけば良かったな
とも思うけど、
やっぱり恥ずかしいから
頭が動いてても言わないかもね。
こんな自分を何とかしなくちゃと
焦る気持ちはあるのに
もうどうにもできなくて
イライラしてしまいます。
ごめんごめん
いろんなことを
何度も何度も説明させちゃって
ごめん。
分かりもしないのに
質問したり
間違った事を言い張ったりして。
お母さんも自分の心を
持て余しちゃってるのよ。
コントロールできないのよ。
ごめんごめん。
宜しくお願いします
あなたにお願いがあります。
もしも可能なら 私を施設に入れて頂戴。
この家は古いから
高くは売れないと思うけど
気にせず売って頂戴。
私が家を売ることに文句を言っても
それは私の干からびた脳が言わせていること。
それを忘れないで。
思い出の詰まった家を売るのはもちろん寂しいけど
売ったお金で
私をどこか お金で世話をしてくれるところへ
入所させてもらいたい。
もう、そういう手続きは
自分ではできないので
お手数だけどお願いします。
順番なので。
こんな仕事、面倒でしょうけど
実はお母さんも自分の実家を
両親が生きている時に
泣きながら売ったのよ。
辛い仕事だけどお願いします。
これは順番だから。
嫌だろうけど担当してください。
やりたい事を諦めないでね
そして くれぐれもお願いしたいことは
お母さんの為に
何かやりたい事を諦めるようなことは
やめて下さい。
まず、自分のやりたい事はやること!!
親のことを負担しなくても良い人に比べれば
苦労もあるとは思うけど
諦めないこと!!
あと、「お母さんのことが
片付いたら やろう。」
とかも考えないでね。
有難迷惑です。
だいたい、「片付いたら・・」とか
失礼しちゃう。
まあね、お母さんも自分の親を介護してる時
そう思ってたけどね。
でもとにかく、
やりたい事は さっさとやって頂戴。
自分のせいで子供が夢を諦めるのは
何があっても避けたい事です。
頭がちゃんと機能してても
「愛してる」とは
言わないけれど
「やりたい事はやんなさい。」
は たぶん言うと思います。
同じ道を歩む者同士
子供に捨てられるのは
親になった者の宿命です。
これは 順番。
あなたも年老いたら同じ道を歩むのだから
あんまり気にしないで。
親になるってことは
それぐらい厳しいこと。
その厳しさは子供を育てていくうちに
だんだん分かってくることです。
と、言うことで
お母さんは命が有る間は
呆けても何でも生きなきゃしょうがないから
生きてるけど
あなたの人生はあなたの意志で決めてね。
あなたは親のことを考えると
気が滅入り、悲しくなるとは思うけど
自分の人生を自分で作っていくことだけは
諦めないで頂戴ね。
世話になってて偉そうに言うけど
そこの所はお願いね!
しつこい?
お母さんの為に
心を砕きすぎないで。
あなたは優しいから
こんなことを言っても無駄かなあ?
健闘を祈る!
でもまあ・・・結局ね、
いろいろあるだろうけど・・
健闘を祈るよ!!
いつでも、あなたの健闘を祈ってるよ!!
お母さんの本当の心は
あなたの健闘を祈ってるんです。
せっかく生まれてきたんだから、
最後はどっちみち全員死ぬんだから、
諦めないで思いっきり、やんなさい。
(親を巡るごたごたも含む。てへぺろ)
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