目次
毒親に謝って欲しい！
辛い育ち方をして来て
大人になった今、
どうしてもやり残したような気がする
毒親育ちの人も居らっしゃると思います。
進学の時、就職の時、結婚の時、
あなたの意思を鼻で笑い、
自分の意見を押し付けて来た毒親。
言う事を聞かないなら進学のお金を出さない、
あんな男と結婚するなんて親戚に恥ずかしい、
そんな事を言ってあなたの希望を
踏みにじられた事も有るかもしれませんね。
あなたは行きたくもない大学、
就きたくもない仕事に就き、
自分の意思で人生を歩んできたという
実感が無いかも知れません。
そのままの状況に我慢し続けている人、
我慢できず挫折してしまった人、
又は親と決別して自分の人生を奪い返した人、
今の状況は様々でしょうけど
「何としてでも親に謝らせたい」
「自分の間違いを認めて欲しい」
「今までの仕打ちを後悔して苦しんで欲しい」
そう、考えている人も居らっしゃる事でしょう。
毒親は謝らない、覚えてさえいない
残念ですが、毒親は謝りません。
謝らないどころか自分の言った事さえ
完全に忘れていたり180度違う事を
事実だと思い込んでいたりします。
ある女性は大学受験の時に
自分の志望大学であるA大学の受験を
許して貰えず泣く泣く家から近い
国立大学に入学しました。
母親から
「そんな名前も知らない大学なんか、
受験させる気は無い」
「受験費用も出さないし、もちろん学費だって出さない」
と言われたからです。
ところがある日、母親が自分の友達から
「A大学が素晴らしい」という話を
聞いたらしいのです。
そして母親は自分の娘に
「どうしてA大学を受験しなかったの？」
と言ったのです。
「だってお母さんが許してくれなかったから！」
とその女性が答えると
「何でもかんでも親のせいにする」
「お母さんはあなたの受験に口出しした覚えは無い！」
と言って怒った、と言うのです。
毒親は記憶を捻じ曲げる
また別の女性の話ですが、
結婚相手を母親から半ば強引に決められ、
断る力が自分に無くてそのまま結婚したけれど
結局離婚する事になりました。
すると毒母は
「だから私があんなに反対したじゃないの！」
「どうしてちゃんと見極めて結婚しないの！？」
「恥さらしだから、家には戻って来ないで！」
と怒鳴った、というのです。
その女性は他に付き合っていた男性が居たのです。
母親が嫌がらせのような電話を
その男性にかけ続け、2人を別れさせた後、
この離婚相手を母親が探してきたのです。
母親が結婚を反対したのは
元々の彼氏の方であって、
今回の離婚相手は「反対した」どころか、
強引に母が結婚話を進めた人の方です。
それなのに母親の頭の中では
「娘が親の反対を押し切って、ダメ男と結婚した」
「私の意見を聞かず、変な相手と結婚したせいで離婚になった」
と言う事になっているらしいのです。
どっちにしろ非難される娘
毒親の意見に押し切られて、
自分の人生の選択をしてしまっても
毒親はその事はさっぱり覚えていない・・
そんな事が有るのです。
だから自分の人生は
どうか自分で意志で決めて欲しい、と思います。
親の意見に従っても、従わなくても、
毒親はあなたを非難します。
それならば自分の意思で
自分の人生を決めた方が何倍良いか知れません。
受験の事はお金が関係するから
子供の自由になる事は少ないですね。
それを考えると胸が痛みますが、
そんな時は話が通じる、祖父母や親戚の人を頼る、
という方法も考えてみて下さい。
親と自分との間だけで話を
閉じてしまわない事で、
少しはマシな状況になると思いますし、
新しい道や援助も見つかるかも知れません。
また、結婚相手の事ならなおさら、
親の意見に嫌々従う必要は１つも有りません。
勇気を持って、結婚をチャンスに
親と縁を切る位のつもりで家を出ても良いと私は思います。
最悪、結婚がうまく行かなくても、
自分で選んだ事なら納得がいくからです。
あなたの人生はあなたの選択で作るもの
どの道を選んでも
生きている限り完全無欠な幸せや
失敗しない人生は無いのでは？
と私は思います。
だから、大事なのは
「自分が納得できる人生かどうか」
だと思っています。
あなたの人生はあなた自身の選択で
作っていくものです。
他の誰かにあなたの人生を
任せてはいけません。
もっとも任せてはいけないのが、毒親です。
自分の言葉に何の責任も取らないし、
覚えても居ないのですから。
毒親に逆らう勇気が湧かない時は
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