娘に依存する母親・・娘はあなたの夢を叶える道具ではない

親子問題

 

目次

愛する自慢の娘(ある母親の思い)

赤ちゃんの頃

小さな娘・・

 

抱きかかえて、キメの細かな頬を優しくガーゼで拭いてやり、
痛くないように目ヤニをとって、
小さな鼻の穴をそっとそっと拭いてやり・・

 

寝かしつける時は抱きかかえて、どんなに自分の腕が痺れても体勢を変えずに、
娘の健やかな眠りを喜び・・

 

かけがえの無いもの、自分の命よりも大事なもの、そう思って育てて来ました。

幼稚園の頃

お喋りをし始め、幼稚園に行くようになりました。
大事な可愛い娘は「ママ!ママ!」と体いっぱいに私に愛情をぶつけてきます。

 

「ママがしゅき!大しゅき!!」

「ママもあなたが大好き!」

そうやってハグしあって、母親としての喜びに胸が震えました。

 

この子が幸せになる為なら何でもする・・
良い母親になろう、この子をしっかり育てよう
そう決心しました。

この子さえ幸せなら

子育ては時間と体力、気力を使います。
私は全精力を娘に注ぎました。

 

もちろん主人の事も無いがしろにした訳ではありません。
けれど、主人は大人で、娘はまだまだ本当にか弱くて
自分1人では何も出来ない小さな子供なのです。

 

それに娘は主人と私の大事な大事な宝物です。
娘を立派に育てる事は主人を大切にするのと一緒の事です。

 

けれどその頃から主人は不機嫌になっていき、仕事仕事と言って
家ではほとんど話もしなくなりました。

 

私も寂しい気持ちはしましたが、でも私には娘が居ます。
可愛らしく、賢く、自慢の娘です。
素晴らしい女性にする為に私達大人の事は後回しにしなければならない時も有るのです。

この子の幸せが私の幸せ

どんな立派な男性とお付き合いし、
どんな素晴らしいお家にお嫁入しようと恥ずかしくないように習い事をさせました。

 

ピアノ、習字、英会話・・
将来、海外へ行って日本の文化を知らないのは恥ずかしいので茶道も・・・

 

お月謝も、送り迎えも本当に大変でした。
私はパートのお金と時間を血の滲むような努力でヤリクリして
申し分のない女性に育てる事が出来ました。

娘の結婚、そして出産

娘は素晴らしい男性と結婚し、
私は27年間の苦労が報われた・・と思いました。

 

私は幸せです。しかも娘は妊娠したというのです!
私もこれから忙しくなります。

 

娘は何と言っても子育ての経験は有りませんから。

 

私が娘を素晴らしい女性に育て上げた様に
娘の赤ちゃんも素晴らしい人間に育てたいと思います。

過干渉な母親・・私はもう我慢の限界!(娘の思い)

子供の頃

私の母親は口うるさい人でした。
私は やりたくもない習い事をずっと押し付けられて来ました。

 

「そんなにピアノやお茶が好きなら ママが習えば良いじゃないの」
と1度言った事があります。

 

すると母はものすごく悲しそうな、そして恨めしそうな、涙を溜めた目で私を睨んだのです。

 

その顔を見るのが怖くて、その後 私は母に習い事を止めたいとは言い出せませんでした。

父親の事

父は不機嫌な人でした。
私は父と話した記憶があまり有りません。
家にもあまり帰って来なかった気がします。

 

我が家は何でも母が決定し父や私は母が決めた事に抗えませんでした。

 

父が外に恋人を作っていた事を私は知っていました。
母も知っていたんじゃないかと思います。

好きだった人

私が大学生の時インカレサークルで出逢った男性と始めてお付き合いしました。
彼は部長で仲間からの信頼も厚く、頼りになる尊敬できる人でした。

 

けれど母は彼の大学名を聞いて鼻で笑い、
「何だか、釣り合わないわね」
と言い捨てました。

 

私は母の言葉で心がペシャンコになり だんだんと彼ともギクシャクしてきて
結局別れてしまいました。

 

別の人と結婚した今 あの彼の本当の素晴らしさが身に染みて分かります。
裏表の無い、誠実な人でした。
もう、会えませんけど。

もうダメかも・・・

私は主人の子供を妊娠してしまいました。

 

結婚後 気づいた主人の本性に、どうしよう、どうしようと思ううち、
自分の意見も言えず妊娠してしまったのです。

 

結婚相手は親に何と言われようと自分で決めるべきでした。
私は人生のいろんな事に後悔がいっぱいです。

 

母は私の妊娠を喜び、自分が育てると言わんばかりに張り切っています。

 

私はもう、私のような人間を作りたくないのです。

 

私が母に意見を言うと また昔のように恨めしそうな泣き顔で私を睨むでしょう。
けれどももう、母の事も、主人の事も我慢の限界です。

 

私はお腹の子供を守る為に母と戦わなければいけないのでしょうね。
怖いけれど、私も母親になるのだから、シッカリしなければ・・

 

とてもとても、怖いですけど。

母親と娘の深い溝

母親と娘の間のこのような話は珍しいものでは有りません。
最初は母親の娘に対する愛情から始まります。

 

冷静に他人の話として読めば どこでこの母親が間違ったか分かると思います。

 

けれど、私も子供を育てて来た1人の親として、この母親を笑う事は出来ません。
周りも見えない位必死にならなければ 子育て出来ない大変な時も有るものです。

 

この娘さんは早晩 母親に反旗を翻す事でしょう。
それは正しい事です。
娘さんには頑張って欲しいと思います。

 

母親はその反旗に衝撃を受けるでしょう。
けれど、それをキッカケに自分が自分自身をちゃんと愛していなかった事
自分の人生を生きていなかった事に気付いて欲しいです。

 

このお母さんは本当に頑張って来たんだと思います。
母と娘の溝を「アナタのせいだ」と言うのは可哀想だとは思います。

 

けれど・・
彼女は間違ってしまいました。

この話でドキリとしたお母さんは大丈夫

この話を呼んでドキリとし、
「私は大丈夫かしら?」と 自分を省みたお母さんは大丈夫です。

 

今、娘さんとの関係がギクシャクしているのなら 早めにご相談下さい。

 

あなたの親としての心も分かったうえで
今後、さらに良い母娘関係を構築できるようにアドバイス出来ます。

 

もしも、過干渉で娘を痛めつけているのに「私には関係の無い話」と
思うお母さんが居らっしゃれば・・

 

娘さんの反旗が翻った時に自分を見つめて欲しいと思います。
それは娘さんからの最大のプレゼントです。

1番恐ろしいのは

1番恐ろしいのは、折角 反旗を翻しアナタに気付きのチャンスをくれた娘さんに
対抗しようとする事です。

 

今まで通り、娘さんを力づくであれ泣き顔であれ、抑え込もうとするなら・・
あなたの人生と娘さんの人生の両方を潰してしまう事になりかねません。

 

どうか 自分のして来た事と、また何故そうしてしまったかに気付いて、
本当の意味で幸せな人生を歩んで欲しいと思います。

 

方向を間違ってしまったとは言え、必死で愛して、一生懸命頑張って、
子育てしてきたアナタなのですから。

 

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