引き寄せの法則?介護の涙

介護問題

 

いかがお過ごしですか?

このブログを訪れて下さって

ありがとうございます。

 

さっき出会った友達から聞いた

お話です。

こんな話ばかり聞いてしまうは

引き寄せの法則でしょうか?

 

目次

久しぶりに会った友達

S子さんは50代の女性です。

さっき いつものスーパーで

出会いました。

 

子供のお友達のお母さんで

親子共々 仲良くしてもらいました。

近くに住んでいるのに

何年振りかで会ったのです。

 

私は久しぶりに会えて嬉しくて

ニコニコして彼女に近づき、

彼女も「久しぶり!」と

こちらに歩いてきました。

 

「元気?」と私が聞く前に

彼女は「私、元気無いでしょ?」

と言いました。

 

確かにそう思いました。

以前の彼女に有った

ハツラツさが 無いように見えて

「どうかしたの?」と私は聞きました。

雨の中 保護されたお母さん

「父が胃がんで胃を切って

母は・・」

 

「認知症になっちゃって・・」

 

「この前 このスーパーの駐車場で

警備員さんに保護された。」

 

「上半身はちゃんとブラウス着て

下半身はオムツ1枚で

雨の日に

仏壇用のお花を買いに来て・・」

 

 

「何故かお花屋さんはそんな母にも

お花を売ってくれたみたいで。」

 

「代金はちゃんと払ったらしいけど、

帰ろうとした母が

駐車場でパニックを起こしたの。」

 

いっきに彼女は喋りました。

 

美しく老いる人

「え?あの、綺麗なお母さんが?」

と私が訪ねると

「うん・・・・」と言って

彼女の目が見る見る涙でいっぱいになりました。

 

「綺麗なお母さん」だなんて、

言わなきゃ良かったです。

考えの浅い、私の悪い所です。

 

「いつ?」と聞くと

「この前。雨が、降った日。」

と S子さんは答えました。

 

彼女のお母さんは背が高くて

手足もほっそりと上品でした。

 

話す言葉も柔らかくて

「こんなお婆ちゃんも居るんだ。

美しく老いる人も居るんだなあ」

と、私は思っていました。

 

 

認知症のお母さんに泣く

S子さんに合わなかった何年かで

彼女のお母さんは

認知症を患っていたのです。

 

「連絡が来て

急いでスーパーに行ったら

お母さんが毛布を掛けられて

びしょ濡れで・・」

 

S子さんはもう

グシャグシャに泣いてしまいました。

 

「それで 脚は丸出しで

その脚が細くて、

オムツのパンツだけ履いてて

それが濡れてて・・」

 

「興奮して甲高い声で、喋ってるの。

お母さんのご仏壇が・・って。」

「実家に 仏壇は、無いのに・・・。」

 

気丈なS子さんがこんなに泣くなんて。

 

 

私はお母さんのショッキングな姿を

想像したのと

S子さんが泣く姿とに驚いたのとで

足がワナワナしてしまいました。

 

心もガクガクしました。

 

「そっかー」

もう何も言えず、

ただS子さんの背中をさすって

何だか私も泣けてきて・・

 

おばさん2人でスーパーの

お豆腐売り場の前で

泣いてしまいました。

 

とても傷付いた人

可哀想に、S子さんは

とても傷付いていました。

 

誰も、悪くないのに

こんなに傷付くことがあります。

誰を恨んでいる訳でもないし

人のせいにしている訳でもありません。

 

ただただ、悲しい事って あるのです。

 

悲しい時はやはり

泣くしかないのでしょうね。

思い切り泣いてもいいと思います。

ただ、お豆腐売場の前は変でしたね。

 

けれどきっと他のお客さんも

赦してくれたと思います。

 

 

悲しい事を経験して

泣いたことが無い人は

居ないはずですから。

 

悲しみを回避する方法は。

そんな悲しさを回避する方法は、

一生懸命 気学を勉強しても

私には全然分かりません。

 

自分の悲しみは

一旦 自分が全部受け取とるしか

無いのでしょうね。

 

 

S子さんの傷が少しでも

癒える日が

早くきたらいいなと思います。

 

なんの結論もないお話で、

すみませんでした。

 

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