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親を捨てたと言われました
昨日、こんな記事を読みました。
40才 既婚女性。
大学に進学する時に
家を出ました。
就職、結婚など人生の折々で
両親にも相談し、
自分勝手に人生を選んできた
つもりは有りません。
実家からは遠く離れて
暮らしていますが
子供も生まれ
両親も喜んでくれていると
思っていました。
親族の集まりで
叔母の1人に
「あなたは両親を捨てた」と
言われました。
私はその言葉がショックで
母に「叔母さんから両親を捨てたって
言われちゃった」と
こぼしました。
すると母は
「まあ、遠くで結婚するって事は
そういう事になるね。」
と言うのです。
私は両親の老後は
自分が見るつもりでいたので
母の言葉にも
ショックを受けました。
私は捨てたつもりは有りません。
叔母と母の言葉がいつまでも
胸にささり心が落ち着かないのです。
結婚して、子供もいます。
今暮らしている所から
すぐに離れる事はできません。
子供が自立したら実家近くに
帰りたいとも思いますが
主人は主人で定年退職したら
自分の故郷に帰りたいと言います。
やはり私は親を捨てたのでしょう。
人生の選択を間違えたと感じ、
胸が痛みます。
少しリラックスして欲しい
親御さんの事を
とても大事に
考えていらっしゃる女性です。
叔母さんとお母さんの生年月日が
分かると根拠も示せるのですが、
たぶんお2人とも
深く考えずに仰った事だと思います。
その言葉自体よりも
この女性が傷つき過ぎている事が
問題かと思います。
この女性は自分の人生を
御両親にも相談しながら、
最終的には
自分で決められたのです。
自分の人生を
自分で決めたのなら
今の人生が正解です。
誰かに無理やり捻じ曲げられた
物ではありません。
立ち止まり、自分を省みる事は
謙虚な姿勢ですけど
自分の人生まで疑う必要は
無いのです。
過激でごめんなさい
もしも、本当の鑑定なら
いきなりこんな過激な事は
言わないのですが・・
誤解を恐れず言うと、
私は「親は捨てても良い」と
思っています。
人間は子供は養育するように
DNAに組み込まれていますが
年老いた親の面倒を見るようには
組み込まれていないのです。
人間だけでなく
どの動物もそうです。
子供を産み、育て、
子供は去って行き
残された親は衰えて死ぬ。
シンプルな自然の法則です。
人間だけが
年老いた親に幸せでいて貰いたい、
自分が何とかしてあげたい、
あるいは子供に何とかして貰いたい、
死ぬまで幸せで元気でいたい、
と考えるのです。
動物の本能からすると
少し不自然な考え方かも・・
と私は思っています。
彼女の中の恐れ
この女性がこれほどまで
「親を捨てた」という言葉に
反応してしまったのは
彼女自身の中に
「捨てる、捨てられる」という
恐れがあるからだと思います。
この気持ちに囚われ過ぎて生きるのは
とても勿体ない事です。
このお悩みは
自分の考え１つで
解決できる問題ですが
考え方を変えるには
かなりの時間が必要だと
思います。
けれど今、
彼女が「親を捨てた」と言う言葉に
傷つく理由を掘り下げれば、
将来、年老いた時に
自分の子供との関係も
とてもラクになるはずです。
親の介護問題が実際に発生する前に
彼女の心のひっかかりを
解いておく事は
大事かも知れません。
心を緩めて一緒に考えましょう
この記事を読んで
私自身も
ゆっくり心を緩めて
人の言葉に反応し過ぎず
自分の今の幸せを感じながら
暮らしていきたいな、
と思いました。
ちょっと偉そうな事を
書いてしまったかな・・
と恥ずかしく思いますが、
「親」というものを
真剣に考えると
自分の生き方に
気付きも有るなあと思い、
アップ致します。
いつもありがとうございます。
気学で自分の心や
お相手の言葉の意味を
紐解くことができます。
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