辛い人間関係を解決する為に気付くべき2つの事｜月に500件の悩み相談を受ける電話占い師だから分かりました

毎日、電話占いでいろんな人間関係の悩みに接しています。
１つ１つのご相談では気づかなくても
大量に相談事に接していると気付く事も有ります。

お客様がこの2つの事に気付けば、
こうして電話占いでたくさんのお金を使わなくても、
「もっと自由に幸せになれるのでは？」
「人間関係の辛さを回避できるのでは？」と思います。

なぜこの2つに気付けば
不幸の墓穴を掘らなくて済むのか、
お伝えしたいと思います。

辛い人間関係を解決する為に気付くべき2つの事

そんな経験は有りませんか？

一度発せられた言葉はいつまでも生きていて、
何度も人の感情を揺さぶります。

それなのに喋った本人は
そんな事はすっかり忘れていて
記憶の片隅にも残っていないのです。

人の気持ちは毎時、毎日、毎月、毎年、
上がったり下がったり、
親切だったり意地悪だったりするもの。

その時の気持ちに左右され発せられた言葉が
いつまでも心に棘のように刺さっているのに　
それを喋った本人はその時の気持ちを
持ち続けてはいないと言う事もたくさん有ります。

5年前に言われたこの言葉が忘れられない、憎い、
こんな言葉を発したアイツは酷い人間だ・・

その記憶と言葉に囚われて
現在の関係を悪くしてしまっている人が
結構いらっしゃるなあと思います。

5年前のその人の気持ちと今のその人の気持ちは全然違う、
と言う事がほとんど。

5年前と言わず昨日の気持ちと今日の気持ちでさえ
まるで違うのですから、
残っているのは「言葉」だけなのです。

つまり、それを発したその人の
感情も状況も変わっているのに、
言葉だけが1人歩きをして　
あなたの心を何度も傷つけているのです。

「あなたの記憶のほとんどは真実ではない」
と言ったら怒られるかも知れませんね。

あの人のあの態度、あの状況は
自分の記憶にはっきりと残っている、
だから本当に酷い人間なんだ、
とついつい思ってしまいます。

人間は複雑な多面体で　
私達は相手のどこにフォーカスするかで
その人の人間像を決めています。

ですから相手に対する記憶は
自分が気づいたホントに小さな一面だけについてです。

他の人や本人がフォーカスしているのは
別の面だとしたら　
あなたの記憶は大間違い、と言う事になります。

もともと人間は真実なんて把握できない、
自分の記憶はほぼ当てにならない
と考えても良いかもしれません。

その当てにならない記憶に
私達は強烈な影響を受けていて、
自分自身を不幸に陥れている事もたくさん有ります。

過去に鋭い言葉を自分に投げつけたからと言って、
その相手が必ずしも「悪人」と言う事もないと思いますが、
今現在迷惑をこうむっている人まで
無理やり「悪い人じゃない！」と考える必要も有りません。

たまに「人の良い面を見なくては！」
という志の高い人もおられ　
本当に立派だと思いますが、
中には「この人、立派だけど苦しそうだなあ」と感じる場合も有ります。

歯ぎしりしながら頑張って良い人になろうとしても、
それは無理なんじゃないか、とも思います。

私は、ですけど・・人は嫌っても良いと思っています。
ただその嫌悪感の理由が
「5年前の」「あの言葉」なのは　
もしかしたら残念な事かもしれないです。

とは言え私自身
「あの日あの時・・・チックショー！！」
と思う事も有ります。
（結構度々・・）

けどその考え方は自分にとって
何の得にもならないから、
できるだけ改めたいと思っています（それがムズイ・・）

でも・・
今、迷惑をこうむっている、
今、言葉で傷つけられている、
そんな人は嫌っていいし、頑張って赦さなくても良いと思っています。

だって今　現在進行形で辛いのですから、
その人はやはりあなたに悪影響を与えています。
さっさと傍から離れ、
出来れば頭の中からも追い出すのがベスト。

（分かっちゃいるけど、それが出来ないのよ！と
　まあ　私も思います。
　だって・・・・・人間だもの。）

私は「せっかく生まれて来たのだから、
出来ればちょっとずつ良い人になりたい」
と思って、
無理に良い人のふりをして・・

却って心の中にどす黒い澱を
貯めてしまうという失敗を
何度も繰り返して来ました。

自分ひとりの心掛けでは無理な事だって有ります。

私はダメな自分も赦しながら、
それでも過去の事柄を思い出して
人を憎みたくなった時や、

イヤでたまらないのになぜか
その人の事ばかり考えてしまう時には
お出かけ吉方を取る様にしています。

自分の力で辛い経験を乗り越え、
相手を許せるならそれは最高な事。

でももし私の様に