いかがお過ごしですか?
涼しくなりましたね。
今日のあなたもきっと頑張っていらっしゃると思います。
秋の風が爽やかに、あなたに吹きますように。
**まず最初は母
私は、衰えていく両親を見るのが
とても辛かったです。
まず最初は
病気を受け入れ、そして諦め
静かに衰えていった母を看取りました。
母の介護に対する辛さは 悲しみでした。
衰えていく母と、思い出の中の母を比べる度、
いろんなことが虚しくなってしまい、
悲しくなりすぎないように 心を無にしてお世話していました。
**ほぼ同時進行で父
母よりも父の方が大変でした。
いや、まだ過去形ではないですけど。
生きてますから!(笑)
父は自分のプライドにしがみつくあまり
私に対して毒を吐きつづけました。
私をけなしたり叱ったりすることで 自分を保ちたかったのかもしれませんね。
私は毒舌に傷付き「もう死んでくれないかな」と思ったこともあります。
**毒舌の相手は私だけ
その毒舌は、面白いことに 私に対してだけなのです。
他の人の前では とても立派なことを言います。
もう少し頭がはっきりしていた時は哲学だとか、宗教だとか、
高尚そうなことを言うのが父の癖でした。
ですから妹でさえも 父のそんな側面をよく知らないと思います。
途中から、父の頭の中では
私と2人で妹を育てていることになってもいますから。
(妹、現在53才!ふふふふ!)
**私の役に立ちました
私が父と接しても以前ほど傷付かなくなったのは
九星気学の勉強をしてからです。
もともと気学の勉強をしたいと思ったのは、
私が25年以上主宰している 小さな小さなステンドグラスの教室で
生徒さんの悩みをがっつり聞いてきたからです。
そして、悩む人はほぼ同じ悩みを
20年くらいは軽く持ち続けていることがわかりました。
もう、そろそろ悩むだけじゃなくて、解決しようよ!と、思い立ったのです。
その気学が意外にも自分の為に役立ちました。
父の星は九紫火星(もっと細かく見るのですけど)。
ずっと威張れてきた、ずっとイイカッコをしてきた父は
年老いてしまい、母を失い、戸惑いと寂しさに溺れそうになっていたのです。
それに気づいた時 私の気持ちが少しラクになりました。
そして、徐々に父の態度も変わってきました。
父のあの態度は私が招きよせていたのかもしれないです。
気学と共に心構えを教えてくださった先生には
とても感謝しています。
**できれば・・
私があと何年、元気で頭と身体が動くか分からないですけど
教えて頂いたことを最大限に生かして生きていきたいな、
と思います。
そして、気学というこのバランスの取れた学問を実践する事。
それを伝えていけたら嬉しいな、
介護という難問に立ち向かっている人と、一緒に頑張って行けたらいいな、
と思っています。